桃太郎電鉄2017発売!ひとりでも、みんなで対戦も楽しい桃鉄の魅力とは

幾多のいざこざを経て無事に任天堂から発売された、「桃太郎電鉄2017」。非常に中毒性の高いゲームとして知られていますが、何がそんなに面白いのか分からない人も多いでしょう。

そこで、初期から遊び、複数人プレイも一人99年プレイも経験してきた私が、桃鉄の魅力をお話ししてみようと思います。

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桃鉄ってどんなゲーム?

その前に、桃鉄がどんなゲームなのか簡単にお話しましょう。

桃鉄は、日本全国+南国をひとつのボードに見立て、さいころの目に従って移動しながらマス目の指示に従って行動し、決められた年数内で最多資産を目指すゲームです。ひとりから、最大4人までプレイ可能です。

ゲームに変化を加えているのがカードです。サイコロを3つに増やす「特急カード」、ランダムな地点に飛ぶ「ぶっとびカード」など、カードの使い方で一発逆転も可能。カードをどう使うかが桃鉄の肝と言えます。

【桃鉄の魅力1】日本の地理を正しく再現

桃鉄のいいところは、日本の地理をしっかり再現しているところでしょう。桃鉄では都市と都市を線路でつないでいますが、おおむね実際の路線に基づいているのです。さらに、収益の高い東海道線(東京-静岡-名古屋間)は止まると収入がある青マスが多く設置されるといった点もしっかり再現されています。

また、各都市には「物件」があります。物件を購入することで毎年一定の収入がもらえるのですが、物件は実際その都市にあるものや、名産特産品がモデルになっています。岡山にはままかり寿司や白桃園があったり、山形にはさくらんぼ園や玉こんにゃくやがあったりするのです(バージョンによって異なります)。

それぞれの物件では収益が違ったり、イベントが発生したりと、どの物件を優先して購入すべきか判断するのも桃鉄攻略の鍵。そんなことを考えてプレイしていると、必然的に日本の地理や特産に詳しくなります。私の日本地理の基本は、桃鉄によって形成されたと言っても過言ではありません。

【桃鉄の魅力2】ボンビーによるおじゃま

桃鉄では毎回目的地が定められ、そこにいち早くたどり着いたプレイヤーに賞金が渡されます。そして、目的地から最も遠いプレイヤーには「貧乏神(ボンビー)」がついてしまいます。

物件を勝手に売ったり、お金を使ってしまったり、プレイヤーの邪魔をして困らされるボンビー。ときにはキングボンビーに変身してプレイヤーを恐怖に陥れることもあります。

ボンビーは、ほかのプレイヤーとすれ違うことで、なすりつけることができます。ついてしまったボンビーをいかになすりつけて難を逃れるか。これも桃鉄攻略の肝となります。

【桃鉄の魅力3】リアルファイトに発展しかねないお邪魔攻撃

「みんなでわいわい」が桃鉄のコンセプトではありますが、その実態は食うか食われるかの激しいやりあいです。ボンビーのなすりつけはもちろんのこと、こんな行動でイライラしたという思い出のある人は多いのではないでしょうか。例えば、

  • 都市の独占を阻止するために一個だけ物件を買う(独占すると収益が2倍)
  • 刀狩りカードでカードを奪う
  • たいらのまさカードで持ち金を均等にする

などなど。本気で勝負すると喧嘩になりかねないゲームが桃鉄なのです。

そういった事態を回避するために、弱いコンピューターキャラを一体入れておくというプレイ方法も。

【祝】桃太郎電鉄2017発売!対戦プレイの方法とは

リアルな日本を舞台にした、リアルじゃないボードゲーム

いかがでしたか?後半を見るとちょっと不安になるかもしれませんが、何百億、何兆という資産を形成するのは現実ではほとんどできない体験でとても爽快です。

ひとりで遊ぶのも楽しいのですが、やっぱりみんなで集まってワイワイやるのが、桃鉄の一番の魅力だと思います。定番ボードゲームとして、これからも末永く愛されてほしいものです。

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画像は公式動画をキャプチャしたものです。

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