パワサカが面白い。PS4や3DSで出してもいけるのでは?

2023年8月22日

2月になりました。パワプロ、プロスピともに2017発売の情報はなく、落胆しているファンも多いことでしょう。

そんな中、実況シリーズで初めて野球を離れた「実況パワフルサッカー(パワサカ)」は、スマホのソシャゲではありますが、サッカーゲームの新たな可能性を感じさせてくれる一作となっています。

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サッカーゲームの現状

家庭用ゲーム機におけるサッカーゲームは、ウイニングイレブンシリーズ(コナミ)とFIFAシリーズ(EA)の二強となっています。いずれも日本だけではなく海外でも人気で、プロサッカー選手でも楽しんでいる選手がたくさんいます。(ウイイレは海外ではPESとして展開)

国内においては長らくウイイレが人気でしたが、ここ数年はライセンス面で強みを見せるFIFAが優勢な戦いを繰り広げています。ゲーム性はまだウイイレに分があると個人的には感じていますが、やはり実名でプレイできるというのはFIFAシリーズの大きなメリットとなっています。

ちなみに、ウイイレとFIFAはいずれもリアル志向。リアルを追求するのもいいと思いますが、別の路線、つまり野球ゲームで言うところのパワプロのような路線のサッカーゲームがあってもいいんじゃないか。私はずっとそう思ってきたのですが、そんな中で現れたのがパワサカなのです。

スマホサッカーゲームではトップレベルだと思う

パワサカは先にリリースされている「パワプロアプリ」のサッカー版。基本システムはパワプロアプリそのものです。「イベキャラ」と呼ばれる選手を収集しデッキに編成。そのデッキを元にサクセスモードで選手を作り、その選手でチームを編成して試合を戦う。

イベキャラは主にガチャで集めますが、イベキャラによってサクセス中に発揮する効果に違いがあるため、よりよい効果を発揮するイベキャラを求めてガチャを引くことになります。とは言っても、それなりのレベルであれば無課金の範囲で楽しめますが。

そんなパワサカの中で今回私が言及したいのが試合モードです。パワプロアプリであれば一打席ごとに場面が止まるため、打者であればミートカーソルを動かしてタイミングよく離して打つ。投手もミートカーソルを動かしてタイミング良く離して投げるという極めてシンプルな操作のみでした。

ただし、サッカーはそうはいきません。選手は動きっぱなしですからね。ドリブル、パス、シュート、タックルなど、あらゆる操作が一連の流れの中で要求されます。

パワサカではこの試合操作がよくできています。少なくとも、過去にスマホで見てきたサッカーゲームの中では。タッチパネルゆえに細かな操作には納得行かない部分もありますが、自分で操作しないCPUの動きもまずまずで、そこそこ快適にプレイすることができます。

特殊能力がリアルタイムで発動
シュート、セーブのシーンは別操作に

パワサカの家庭用ゲーム版を希望!

パワサカはスマホでリリースされていますが、これをベースに家庭用ゲームを作っても十分にやっていけるくらいのポテンシャルを感じます。

日本において最も人気のある野球ゲームがパワプロであることからも分かるように、スポーツゲームにおけるリアルさは、大切な要素ではあっても絶対的な要素ではありません。

パワサカのサクセスを家庭用ゲームでできる日を夢見て、今日もスマホでポチポチと選手づくりに励むのです。

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