ジャパネットモデルの高圧洗浄機とケルヒャーオリジナルの違いとは?性能や価格、付属品を比較!

2023年8月22日

ベランダや壁面、車などあらゆる箇所を掃除するのに便利な、高圧洗浄機。最近は安価なものも増え、家庭での普及率も高まっています。

この高圧洗浄機を広めるのに貢献したと思われるのが、ジャパネットたかた。独自の付加価値をつけたオリジナル商品を販売しているのですが、果たしてお得なのでしょうか。

この記事ではジャパネットモデルとケルヒャーオリジナルの性能や付属品、価格を比較しました。なおそれぞれの価格、性能は、執筆時点(2018年12月)のものとなっていますのでご了承ください。

※ジャパネットたかた販売商品のモデルチェンジにつき、記事の内容を更新しました。(2018年12月25日追記)
※本記事はサイレントモデルを比較していますが、ジャパネットたかたではサイレントでないモデルも販売されています。お買い求めの際にはご注意ください。(2019年5月6日追記)

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高圧洗浄機の選び方

その前に、高圧洗浄機はどのような観点で選ぶのがよいのでしょうか。

自社でも高圧洗浄機を販売するヒダカのサイトによると、高圧洗浄機を比較するポイントは3つ。

  • 汚れ落ち(水圧)
  • 電源(50Hzか60Hz、ガソリン)
  • 静音性

それ以外では、付属品や吸水方法、清掃可能範囲なども確認しておいた方がよいでしょう。

念のため注意してほしいのが、カーペットなどを掃除するのに便利な「スチームクリーナー」とは別物ということです。スチームクリーナーをお探しの方は、こちらの記事を参考にしてください。

ジャパネットモデルの高圧洗浄機とは

ジャパネットの高圧洗浄機サイレントモデル
ここまで確認したところで、ジャパネットが販売している高圧洗浄機を見てみましょう。機種は複数ありますが、ジャパネットが一番プッシュしているものを紹介します。

商品名は「ケルヒャー 家庭用高圧洗浄機 JTKサイレント」。ケルヒャーは自社で製造販売もしているのですが、ジャパネットや、先ほど紹介したヒダカなどともコラボした商品を販売しています。

ジャパネットモデルでは、水圧は水道水の約40倍で、用途に応じて水流を切り替えることが可能です。ホース洗浄と比べて約70%の水を節約することができます。

さらに軽くてコンパクト。使用の際の組み立ては不要です。このあたりを売りにしているのはジャパネットらしいですね。

また前モデルにあたる「JTK38」と比較し、体感レベルで半分ほどの静音性を実現したとのこと。

そして、ケルヒャーのオリジナル商品との違いは、豪華な付属品です。別売りで購入するなら13580円相当。かなり豪華のように思えます。

価格は27,980円(税別・送料別)です。(時期によっては1万円引きほどの特別セールを開催していることもあります。)

ケルヒャー自社モデルとの違いは?

JTKサイレントのモデルになっているのが、ケルヒャーの「K3サイレント」です。

ということで両者の性能を比較してみましょう。

水圧

ジャパネットモデル 10MPa
K3サイレント 10MPa

水圧は汚れを落とす力であり、高圧洗浄機を選ぶ上においてもっとも重要なポイントです。

両モデルとも同じ数値ということで、どちらも強力に汚れを落としてくれるでしょう。

重量

ジャパネットモデル 5.7kg
K3サイレント 10.3kg

重量はジャパネットモデルが半分ほどと、かなり軽くなっています。それに伴ってサイズも小さくなっています。

高圧洗浄機は掃除機ほどあちこち動かすものではありませんが、それでも軽いに越したことはないでしょう。

付属品

ジャパネットモデル トリガーガン、10m高圧ホース、サイクロンジェットノズル、バリオスプレーランス、ウォッシュブラシ、フォームノズル、アクセサリーバック、本体側カップリング、3mホース
K3サイレント トリガーガン、高圧ホース(10m)、バリオスプレーランス、サイクロンジェットノズル

ジャパネットモデルはたくさんの付属品がついてきますね。

問題はこれらが必要かということなのですが、車掃除や水撒きに使うのであれば、あってもいいと思います。

ですが私が使ってみた感覚として、外壁や駐車場、デッキの掃除であればK3サイレントの付属品で十分だと感じました。

ただK3サイレントの場合、本体と水道をつなぐホースや接続器具を別に用意する必要があります。

価格

ジャパネットモデル 27,980円(税抜き・送料別)
K3サイレント 20,080円(税込・送料込)
※Amazon販売価格(2018年12月25日現在)

ジャパネットモデルはオリジナル特典の影響もあり、Amazon販売価格よりも割高になっています。ただしジャパネットたかたは定期的にセールを実施し、通常販売価格から1万円程度安くなることも珍しくはありません。

セールのときに購入するということであれば、送料を考慮するとほぼ同価格。特典がついてくる分、ジャパネットたかたで購入したほうがお得です。

さらにジャパネットたかたのクレジットカードで買い物をすれば送料が無料。ジャパネッたかたトをよく利用する人なら。契約しておくともっとお得に買物ができます。

サイレントK3購入時の注意

サイレントK3は、お住まいの地域によって購入すべき商品が変わってきます。東日本は50Hz、西日本は60Hzとなっていますので、購入の際にはお住まいの地域がどちらに当てはまるか確認するようにしましょう。

最近の家電はどちらでも使えるタイプがほとんどなので、これを意識することはあまりないですよね。


【終わりに】結局ジャパネットモデルってどうなの?

長々と比較してきましたが、私の結論は「よく分からないとき、セールのときはジャパネットたかた」です。

ケルヒャー自社製品の場合、使用状況に合わせて機種を比較したり、追加パーツを購入したりする必要がありますが、ジャパネットモデルであれば大体の用途に対応しています。

分割払いに対応しているのもジャパネットたかたのいいところ。金利手数料ジャパネットたかた負担のため、クレジットカードを持っていない人でも安心して利用することができます。(信販会社による審査あり)

また、今回はあくまで「ジャパネットたかたの高圧洗浄機ってどうなの?」という検討記事であり、高圧洗浄機はケルヒャー以外にもたくさんあります。口コミなども参考にしながら、自身の使用環境に合わせた商品を購入しましょう。

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