ニンテンドー3DS末期に果敢に攻め込む、ミクシィの「モバイルボール」を紹介したい。【追記:発売中止が決定】

2019年7月30日

先日こんな記事を書きました。

終わりを迎えつつあるニンテンドー3DSですが、記事中でも触れている通り、現時点で発売予定のタイトルは

  • 毛糸のカービィプラス(任天堂)
  • モバイルボール(ミクシィ)

の2作のみです。(いずれも2019年春発売予定)一応ファミ通の発売予定リストを見ると、発売時期未定の欄に10本程度の作品があるのですが、このあたりは本当に出るかは謎です。

ビッグタイトルでは「レイトン7」がありますが、まあレベルファイブですし・・・。(以下記事参照)

任天堂作品かつリメイク作の毛糸のカービィプラスはともかく、他社の新規作品であるモバイルボールは、逃げ時を間違えた感が満載です。

しかしこれをプラスに考えれば、ライバルがいないとも言えます。そこで今回は、終わりゆくニンテンドー3DSの中で果敢に戦いを挑むモバイルボールがどんな作品なのか、誠心誠意紹介していきます。

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3DSとスマホのクロスプラットフォーム

本作の大きな特徴は、3DSとスマートフォンの違うプラットフォームであっても、マルチプレイが楽しめる点です。

親子のコミュニケーションを意識しているとのことで、「3DS=子ども」「スマホ=大人」ということでしょう。モンストでマルチプレイを広めたミクシィらしい発想ですね。

ただなんとなく、技術的な課題は多そうだなーとは思います。詳しいことは分かりませんが。
モバイルボール1

ゲームシステムはサッカーぽい

まだ公開されている部分が少ないのですが、サッカーをモチーフにしたゲームっぽいです。透明なボールに入ったキャラクターを転がして大きなボールを運び、相手のゴールを狙います。

キャラクターごとにタイプの異なるアクションや必殺技を持っていて、それを使いこなすことがカギっぽいです。キャラクターは全部で80体以上いるようです。
モバイルボール2

サッカーゲームって「ウイニングイレブン」や「FIFA」などリアル路線を突き進んでいる印象がありますが、こういうバライティ色の強い作品も、あってもいいんじゃないかとは思いますね。

育成要素の有無については不明ですが、さすがにそれがないとやることがなさそうなので、あるんだと思います。

方向性自体は悪くないと思いますが、いかんせん情報が少ないので評価しづらい部分があります。あとこれを言っては元の子もないかもしれませんが、モバイルボールっていうタイトルがしっくりこないです。
モバイルボール3

【追記:2019年2月24日】Nintendo Directでも発売日は発表されず

2月14日に放送されたNintendo Directにおいて、モバイルボールを含む3DSタイトルの発表はひとつもありませんでした。

現時点で発売日が決まっていないことから考えると、2019年春という発売時期は怪しげですよね…。

【追記:2019年4月26日】発売延期を告知

モバイルボールの発売時期を、2019年春から2019年中に変更すると発表がありました。

ただ任天堂の2019年3月期の決算資料の発売予定ソフトの欄からニンテンドー3DSは消滅しており、本当に発売されるかはますます不透明になっています。

【終わりに】3DSの終わりに輝けるか

公式PVの再生回数が5,000回程度(2月1日時点)と、お世辞にも注目度が高いとは言えないモバイルボール。

世間の関心がSwitchに移行する中で厳しい戦いを強いられそうですが、このまま戦いを続けるのでしょうか?

サイクル末期に入ったニンテンドー3DSでしっかり輝けるのか、それともひっそり消えていくのか、その行方を見守りたいところです。

【追記】残念ながら?モバイルボールの発売中止が決定しました。やはり無謀だったか…

それはそうと、ミクシィは進化するらしいです。

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