「Birthdays the Beginning」 温かみのあるグラフィックが特徴的な生態系シミュレーター

2017年4月23日

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先週気になっているという記事を書いた「Birthdays the Beginning」ですが、早速購入して遊んでみました。まだ数時間プレイしただけですが、その面白さを紹介してみようと思います。

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やることは単純、されどやりがいのある不思議なゲーム

モードは3つ。

  • チュートリアルを兼ねた「ストーリー」
  • 一定の課題を攻略していく「ダイナソーチャレンジ」
  • 完全に自由な「フリープレイ」

まずはストーリーを進めていくとよいでしょう。このゲームの進め方や操作方法などを把握することができますので。

与えられるのは何もない土地。ここに生命を育んでいく環境を作ってあげるのがプレイヤーの役割です。このゲームの基本は土地の上げ下げによって温度を変えていくことです。海を広げたり深くしたりすれば気温が上がりますし、陸地を増やしたり高くしたりすれば気温は下がります。

それぞれの生き物が誕生するのに適した温度と高さがありますので、状況に合わせていじって調整していきます。

ゲーム画面は大きく「ミクロモード」と「マクロモード」に分かれます。ミクロモードでは時間が止まっていますので、じっくり考えながら土地を上げ下げしていきます。プレイヤーにはHPがあり、それがなくなると土地を上げ下げすることはできません。

こうなったらマクロモードへと移行。マクロモードでHPを回復しつつ、時間を動かして生態系の変化を眺めます。

最初こそ「生命のスープ」を投入して生命を誕生させる必要がありますが、それ以外は土地の上げ下げしたり川をつくって淡水を流してみたりするだけで、すべての生き物を誕生させることができます。中にはとても極端な条件でしか誕生しない生き物もいるらしく、やりこみ要素もばっちりです。

生き物は実際と同じく、もととなる生き物から進化したり突然変異したりして誕生していきます。誕生するための条件は「ライブラリ」で確認することができますので、それを見ながら整えてあげるとよいでしょう。

どうしても難しいという場合には、アイテムを使って誕生させちゃうのもあり。とはいえ、その生き物の生息に適した環境でないとすぐ絶滅してしまいますので、アイテムに頼り切るというわけにもいかない面白さがあります。ちなみに、私はアイテムに頼らないプレイを貫いています。

いま苦戦しているのが、シーラカンスから進化する「イクチオステガ」。条件は満たしているはずなのですが・・・ いろいろ試行錯誤してみようと思います。

PS4では異色のまったりシミュレーション

「Birthdays the Beginning」の紹介でした。PS4のゲームは高いグラフィック性能を活かしたアクションやRPG系が多いので、その中では異色な雰囲気をもつゲームです。それゆえ好みが分かれるとは思いますが、私的には大当たりです。

実際の地形をシミュレートしてみたり、誕生した生き物を眺めてみたり。このゲームをプレイしていると温かい気持ちになりますが、きっとそれも、登場する生き物や地形が粘土で丹精込めて作られているからなのでしょう。

子供から大人まで、全世代のまったりゲーマーにおすすめできる一作です。むしろ、ゲーマーじゃない人にこそ遊んでほしいゲームとも言えます。

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