ミニファミコンの生産が一旦終了へ。Switchの品薄感も影響か。
任天堂は、2016年11月に発売され人気を集めていた「ミニファミコン」の生産を一旦終了すると発表しました。
人気のミニファミコンがなぜ?
ミニファミコンは手のひらサイズのファミコンで、本体にファミコンソフト30本を内蔵し、HDMI接続で楽しめるゲーム機としてオールドファンを中心に人気となっていました。
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その人気はすさまじく、追加販売されるたびに、あっという間に売り切れていました。再販されればかなりの需要が見込まれるこのタイミングでの生産終了宣言だけに、残念がる声も多数上がっています。
なお、日本だけではなく海外での生産もストップしたとのことです。
Switchの品薄が影響か
さて、まだまだ利益が見込まれるミニファミコンの生産をストップした理由は何でしょうか。任天堂からはこれ以上のコメントは届いていません。
発売から半年近くたった今になって、ミニファミコン自体に何か問題が起こったとも考えられないですし、特にそういった噂は聞かれません。
ここからは私の推測ですが、任天堂の新ハードSwitchが影響していると考えます。Switchは据え置きでも、携帯でも遊べる革新的なハードであり、全世界で想定を超える売上を記録しています。
一方で、日本を始めとしてその品薄感は強く、入手できていていない人からは不満の声が寄せられています。
こうした問題を解決するため、Switchの生産体制を充実させ、その煽りとしてミニファミコンの生産をストップしたとは考えられないでしょうか。
4月末の「マリオカート8デラックス」を始め、「ARMS」「スプラトゥーン2」とSwitchの注目作は夏に向けて販売ラッシュとなります。これまで以上に需要が高まると予想されますから、潤沢な供給量を用意しておきたいと考えたとしても、不思議ではないでしょう。
もっとも、Switchとミニファミコンが同じ生産体制で生産されているかどうかは知る由もないため、まったく違う理由の可能性もありますけどね。
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