【ドラクエ11】転職システムが採用しなかった理由を考える。ストーリー重視の結果?
ドラクエと言えば転職だというイメージのある人は多いと思いますが、最新作の「ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて」では、転職はないことが濃厚になっています。
その理由とは?
ドラクエ11で転職がない言われる根拠
その根拠は、2017年4月11日に開催された「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 発売日発表会」での発言です。
この中で、「各キャラクターによって職業や装備できる武器が決まっている」という発言がありました。普通に考えれば、転職システムはないということでしょう。
ドラクエ11においては、各キャラの職業が明確に決められています。例えば、
主人公=勇者
カミュ=とうぞく
ベロニカ=魔法使い
といった具合です。各キャラクターは、それぞれの特徴に応じたスキルを、新たに導入される「スキルパネル」によって習得していくことになります。
【ドラクエ11】スキルパネスシステムを採用。主人公には「勇者」のスキルが!
ドラクエシリーズの転職事情
冒頭にもお話したとおり、ドラクエと言えば転職というイメージのある人は多いと思います。ダーマ神殿と言えばドラクエシリーズを代表する施設ですよね。
しかし、これまでの作品において、転職システムがあるものとないものにはっきりと分かれているのです。
転職なし:1.2.4.5.8
転職あり:3.6.7.9.10
このように、転職のあるなしは実は半々の割合なのです。今回転職システムが用意されていないのは、特別に珍しいことではありません。
ドラクエ11で転職を採用しない理由
それでは、本作において転職システムを採用しなかった理由はなんでしょうか。そこには2つの理由があると考えます。
ストーリーへの没入感を重視
ひとつは、「主人公=勇者」というストーリーを強く押し出しているからではないでしょうか。あちこちで勇者として扱われているのに、あるときは遊び人、あるときは僧侶では、ストーリーへの没入感はいまいち欠けるものとなります。
他のキャラクターも同様で、各キャラクターの個性をより明確なものとする狙いを感じることができます。
ドラクエの原点回帰
もうひとつは、「原点回帰」を意識したからではないでしょうか。ドラクエ11とロト三部作(ドラクエ1.2.3)の関係性は、本作発表直後から根強く噂されてきました。特に、ロゴが似ているドラクエ1とは密接なつながりがあるのではないかと言われています。
ほかにも、「ふっかつのじゅもん」の復活も発表されていますね。このように、本作はドラクエの原点を思い出そうという試みが随所に見られます。転職システムを採用しなかったのは、その流れの中にあるものと言えます。
【おわりに】転職なしに賛成
ドラクエ11は転職システムを採用しないことが決定的となっています。主人公が勇者であると明確にしている本作では当然の対応でしょう。
個人的にもこの方針は大歓迎。このほうがストーリーへの没入感が高まりますしね。
転職システムはある種のやりこみ要素となっており、それはそれで面白さがありました。その代わりかどうか、本作では「スキルパネル」による育成がありますので、それで十分かなと思います。
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