早くもアップデート・パワーアップキット待望の声も。「信長の野望・大志 with PK」発売時期を過去作の例から探る【発売日追記あり】
通常版は様子見すべきという定説通りだったようです。
低評価の嵐となった原因は?
2017年11月30日に発売された「信長の野望・大志」ですが、評判は散々のようです。
特に不評なのが内政面で、ほとんどやることがないとのこと。外交や軍事に関してもバランスの悪さを露呈しているようですね。
やまもといちろうさんの記事を読むと過激なように思えるかもしれませんが、ネット上の評判も大差ありません。
なぜこうなってしまったのかと言えば、後に発売されるスマホ版を意識したからという説が有力です。スマホを意識して簡略化した末に、既存のファン層に見限られてしまったとなれば、笑い話にもならないでしょう。
だったら最初からスマホ専用で出せよと。そもそも、信長の野望のようなシミュレーションを楽しむ層が、スマホ向けのクオリティで満足するわけがないのです。
そんな感じになっているので、早くもパワーアップキットやらアップデートやらを求める声が大きくなっているわけです。ただ、あくまでスマホ版も一体で考えるのであれば、大きな変化は期待できませんが。
過去作のパワーアップキット発売時期は?
それでは、直近の作品における通常版とPK版の発売時期をまとめてみます。発売日はPC版を基準とし、PK版のない「創造 戦国立志伝」は除きます。
作品名 | 通常版発売日 | PK版発売日 |
---|---|---|
創造 | 2013年12月12日 | 2014年12月11日 |
天道 | 2009年9月18日 | 2010年12月17日 |
革新 | 2005年6月22日 | 2007年9月14日 |
天下創世 | 2003年9月12日 | 2004年3月26日 |
前作はおよそ1年で発売されていますね。最短半年、最長2年といったところですが、その時々で事情は違うでしょうから、参考程度ということで。
ただ、これほど評判が悪いと、早期にテコ入れせざるをえないのではないかと考えます。アップデートで対処できる部分もありますが、例えば内政面は根本的に変えないと無理でしょうからね。
パワーアップキットでの大化けに期待
武将の個性に着目した大志システムは興味深いものですし、商圏の概念も面白そうだなと思って見ていました。ただそれは基本がしっかりしていてこそのものです。
「どの環境でも同じゲームが楽しめる」というと聞こえはいいですが、据え置き機やPCとスマホで同じゲームをするには、かなり水準を下げなければいけません。
基本システムは同じでもいいのですが、据え置き機やPCでは内政を含めリアリティをもって作り、スマホ版は簡略化するといった作り分けが必要だったのではないでしょうか。
もしパワーアップキットでそれを実現できれば、名作に生まれ変わる素質は十分にある作品だと思います。
【追記:2018年8月10日】パワーアップキットの発売が決定!
パワーアップキットの発売が発表されました。詳細はこちらの記事でどうぞ。
【追記:2018年10月27日】パワーアップキットの発売日が変更に
パワーアップキットの発売日ですが、2019年2月14日に変更されました。
理由は「さらなるクオリティアップを図るため」といういつものあれです。開発が遅れてるって言えばいいのに・・・