auのアップグレードプログラムEX。メリット・デメリットを詳細解説!

2019年8月1日

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対象のスマホを半額で買うことができるというauの「アップグレードプログラムEX」。
とはいえ、無条件というわけではありません。
メリット・デメリットを解説しますので、利用すべきかどうかよく考えて判断しましょう。

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アップグレードプログラムEXの仕組み

携帯電話の料金プランは、2年契約になっているケースがほとんどです。
そして、それに合わせて機種代金を分割し、そこに割引を乗せて月々の支払額が決まっています。

アップグレードプログラムEXでは、機種代金を48分割します。
そして、2年の契約期間が終了した後、一定の条件を満たすことで残りの24回分の支払いが免除されるという仕組みになっています。

アップグレードプログラムEXのメリット

総支払い額が少なくて済む

アップグレードプログラムEXを適用しない場合と比較して、総支払額は半分になります。
iPhoneX(64GB)で計算すると、auにおける通常価格は5,340円です。
アップグレードプログラムEXを適用した場合、これが2,670円になります。

アップグレードプログラムEXのデメリット

旧端末は回収

機種代金の半額免除を適用するには、機種変更時にそれまで使っていた端末を引き渡すことが条件となっています。
また、以下に該当する場合、20,000円(Android故障紛失サポート加入の場合2,000円)の負担が必要となります。

  • 電源が入らない
  • 充電できない
  • 電話機本体や液晶に破損や割れがある
  • メーカ指定箇所の水濡れシールに水濡れ反応がある

また、以下の条件に該当する場合は、特典を利用することができません。

  • 暗証番号ロック解除とオールリセットが実施されていない
  • 製造番号が確認できない、改造などメーカの保証外となるような場合

2年での機種変更が前提

アップグレードプログラムEXで覚えておくべきなのは、「最大半額まで、機種変更時点で残っている機種代金の支払いを免除する」制度だということです。
これはつまり、25ヶ月以降は機種変更しない限り最大48ヶ月まで、機種代金の支払いが続くということです。
同じ端末を長く使い続けたい方もいらっしゃると思いますが、そういう方には向いていないプランと言えます。

機種変更後も

アップグレードプログラムEXを利用して機種変更をする場合、機種変更後もアップグレードプログラムEX/EX(a)に加入することが条件になっています。

もし他社に乗り換えようものなら、その時点で半額分の支払いが押し寄せるわけで、見方によっては「永久縛りプラン」とも言えるでしょう。

ソフトバンクの半額サポートと比較すると?

ソフトバンクも、機種代金の半額を一定条件のもとで割り引く「半額サポート」プランがあります。
内容はほとんど同じですが、差が出るのはデータ通信量&通話料金の部分です。

ソフトバンクの場合、スマ放題(2,700円)とデータ定額ミニ(2GB、3,500円)、ウェブ使用量(300円)が最低ライン。
auの場合、auピタットプラン(シンプル)で1GBまでの使用ならば、2,980円で済みます。
ピタットプランでは1GBごとに料金が変動しますが、それでもソフトバンクよりお得です。

ソフトバンクの場合は、他社を凌駕する50GBプランを用意しています。
月額6,500円(2年目から7,000円)、スマ放題ライトとウェブ使用量を合計すると8,500円(2年目から9,000円)で利用することができます。
また、家族で契約すれば割引になりますので、使い方によってはソフトバンクがお得になるケースもあるでしょう。

ただ、50GBを必要とする人が世の中にどれくらいいるのか、私には疑問です・・・
テザリングとかを使う方ならあるいはといった感じでしょうか。

ピタットプランが強力なauに分があるか

ソフトバンクの半額サポートに続いて、auのアップグレードプログラムEXを検証しました。
一般的なデータ使用量であれば、ピタットプランが強力なauのほうがお得になりそうです。

ただ、いずれの場合でも強力な縛りがあることに変わりはありませんので、それをどう考えるかでしょう。
最新機種にこだわりがなければ、ワイモバイルなどの格安携帯会社との契約を考えてもよいと思います。