【ポケGO】レイドの仕様変更で地方民怒る。地域格差の解消に熱心でないことが明確に・・・【追記あり】
ポケモンGOにおいて、伝説のポケモンを捕まえる貴重な機会であるレイドバトル。
その仕様が変更となり、地方のプレイヤーを中心に戸惑いと怒りの声が上がっています。
レイドバトルの仕様について
伝説のポケモンを捕まえるためには、レイドバトルに勝利することが最低条件となります。
しかし伝説のポケモンはとても強く、1人で倒すことはまず無理でしょう。
集まったプレイヤーにもよりますが、5人程度は集まらないと攻略が難しくなっています。
レイドバトルでは、一定の時間タマゴの状態で表示され、その後バトルが可能になります。
タマゴの状態は、プレイヤーにレイドの開催を告知する役割を果たしています。
時間を告知することで、プレイヤーが集まりやすくしているんですね。
もともと地方民は不利な状況だった
しかし都会と地方では、プレイ環境がまったく異なります。
地域によってポケストップと呼ばれるアイテムを拾う場所の数の違いは顕著で、地域格差があることはずっと言われてきました。
その状況はレイドバトルでも同じで、プレイヤーの数が多い都会では、開催時間中ならだいたいいつでもプレイヤー数を確保することができます。
しかしプレイヤー数が少ない地方では、倒すのに必要な人数が集まるのに一苦労。
そのため自然と、タマゴが孵化した直後の時間帯にプレイヤーが集まり、攻略するのが定番となっています。
逆に言えば、孵化直後を逃してしまうと、地方ではレイドバトルの攻略が難しくなってしまいます。
孵化時間15分が追い打ち
このような状況がありますので、孵化時間に合わせてジムを訪れるのはとても大切なことになっています。
これまではタマゴが登場してから孵化するまで、「60分」の時間がありました。
しかし9月14日から始まったイベントでは、これが「15分」に変更されてしまったんです。
9月14日(金)から20日(木)の間、ウルトラボーナスで世界中のジムの伝説レイドバトルに、フリーザー・サンダー・ファイヤーが登場します。この期間フリーザー・サンダー・ファイヤーの伝説レイドバトルについてはタマゴは15分でかえり、開催時間は90分に延長されます!
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) September 13, 2018
そもそもポケモンGOには、タマゴの出現を告知するような機能はありません。
自分でアプリを開いて確認する必要があるんですね。
1時間に1回の確認ならまだしも、15分に1回確認していられますか?
地方のプレイヤーは孵化直後でないと人が集まらないことを実感していますから、必然的に参加率が落ちてしまうわけです。
私もこの一週間、レイドには一度も挑戦できていませんね。
だって人が集まらないんですから。
行っても無駄だからレイドは諦めよう。
そんなプレイヤーが、地方では増えてしまっているのではないでしょうか。
ポケGOの地方軽視が加速した
今回の変更で、孵化の時間が短くなった代わりに、バトルへの挑戦時間が伸びています。
これは都会の人にとってはとてもうれしい変更でしょうね。
だいたいいつでも人が集まりますし、ジムもたくさんありますから連続で戦うことも簡単です。
ポケモンGOはずっと地方格差が言われてきて、最近はポケストップを多少増やすなど、配慮しているかのような雰囲気もありました。
しかしここに来てのこの仕様変更は、地方軽視と言われても仕方ないなあと思いました。
「ほかのプレイヤーを誘ってやればいい」
なんて言う人もいますけど、今までふらっと行っても挑戦できたものが、誘わないと挑戦できないようになってしまった時点で、地方民にとっては改悪以外の何物でもありません。
そもそもそんな簡単に、5人集まります?
私にはそんな都合よく時間の合う友人はいませんが・・・
今回はイベント期間限定でテストの意味合いもあると思いますが、運営はどんな判断を下すのでしょうか。
正直この仕様が定着するようなら、もうレイドに挑戦することはないかな。
ジムまで行く時間がもったいないですから。
【追記】
その後の変更により、この仕様はなくなり孵化時間は元に戻りました。一安心です。