【マイクラ】2023年6月にJava版Mod・プラグインでマルウェア(ウイルス)が混入した問題は解決と宣言。今後も十分に注意を!
マインクラフト(マイクラ)のJava版ではMODの利用が盛んですが、人気MOD配信サイト「CurseForge」などで一部MODにマルウェア(ウイルス)が混入したとしてマイクラ界隈では大きな騒ぎになりました。
MODの利用やアップデートを一時的に控えるよう呼びかけられるなどプレイヤーにも大きな影響がありましたが、このたびCurseForgeよりトラブル解決の宣言がなされました。
概要を紹介するとともに、今後も気をつけるべきことを解説します。
CurseForgeのとった対策
CurseForgeから発表された文章は英語なのでざっくり内容を紹介すると、
- 今回の攻撃は6月7日から3段階で広がったこと
- すぐに問題を把握しマルウェアを無効にしたこと
- 検出ツールを作成し配布したこと
- 感染したすべてのファイルが削除されていること
- 新たなセキュリティで安全性を高める方策を検討していること
などが語られています。
なお、騒動の当初にはCurseForgeとBukkitと報道されましたが、BukkitもCurseForge上で提供されているため、基本的には同じと考えていいでしょう。
Bukkitはサーバー関係のプラグインですので、サーバーを利用していないプレイヤーは気にする必要はありません。
Safeguarding our community: CurseForge Fighting Malware Incident Report(Medium)
今後の対応と注意すべきこと
今回の発表をもって、2023年6月に発生したウイルス騒ぎはひとまず終結したと言えます。CurseForgeの利用に関して過度の警戒をする必要はありません。
とはいえ、同期間内にCurseForgeを利用した方でまだ自分のPC環境でマルウェアのチェックをしていない場合は、必ずチェックして安全性を確認しましょう。マイクラだけではなくPC内のさまざまなアプリケーションに影響を及ぼす可能性があります。
また、今回の件に関わらず、Modの利用はあくまで自己責任であることを強く認識しましょう。
- 安全性の高いサイトのみからModを入手する
- 入手したファイルがマルウェアでないかチェックをする
- PC内のチェックを定期的に行う
などは最低限行うべきことです。最近はWindowsPCであれば無料で提供されている「Windows defenderウイルス対策」の性能が著しく向上しており、必ずしも有料のウイルス対策ソフトを使う必要はありません。
とはいえ機能にはいくつかの違いがありますので、さまざまな情報を参考にしながら、自分に合ったウイルス・マルウェア対策を進めましょう。