桃鉄ワールドの出荷本数が100万本を突破。世界版でも好調は続く
株式会社コナミデジタルエンターテインメントは2023年12月21日、桃鉄シリーズの最新作「桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~(以下、桃鉄ワールド)」の累計出荷本数が100万本を突破したと発表しました。
前作「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~(以下、桃鉄 令和定番)」も、出荷・販売ともに400万本を突破したことが明らかになっており、舞台を世界に移しても好調さは継続しているようです。
前作に次ぐ勢いて売上を伸ばす
「桃鉄ワールド」は、世界を舞台にサイコロを振って移動しながら、物件を買ったりイベントを楽しんだりして総資産1位を目指すボードゲームです。
日本を舞台にした基本的な桃鉄作品とは異なり、球体マップを採用していること、より大胆な移動が可能になっていることが特徴となっている本作。
もちろん、世界の国や都市、名産品を覚えられるという学習要素も健在であり、学びながら楽しめるゲームという評価は確固たるものになりつつある感はあります。
前作「桃鉄令和」は2020年11月19日に発売され、同年12月21日に販売数100万本の達成を発表していました。販売本数と出荷本数という表現の違いから、本作のほうがややペースが遅いようですが、桃鉄シリーズとしてはトップクラスの勢いに違いはありません。
国内と比べると馴染みが薄くなりがちな世界であることや、前作がコロナ禍における外出制限の要請がある中での巣ごもり需要もあったことを考えると、この数字は大健闘と言えるのではないでしょうか。
パーティゲームは他ジャンルと比べて比較的長期間にわたって売れ続ける傾向がありますので、今後もこの数字を伸ばしていくことでしょう。
なお、桃鉄シリーズはすでに次回作が動いているとのこと。具体的な内容は不明ながら、やっぱり日本国内版を期待する人が多いのではないでしょうか。