Balatro基本攻略。アンティ8をクリアするテクニックを解説
デッキ構築系ポーカーゲームの「Balatro」では、3つのブラインド(1回の勝負)からなる1つのアンティを、8までクリアすると勝利となります。
その先をエンドレスモードで続けることも可能ですが、ひとまずは8アンティをクリアすることが目標となるでしょう。
この記事では、今からBalatroを始める人、スコアがなかなか伸びない人に向けて、アンティ8までクリアするために知っておきたい用語とゲームの進め方・デッキの組み方を解説します。
戸惑いやすい用語を解説
私がプレイしていて少し戸惑った用語を解説します。
スート
トランプのマークのことです。ハート・ダイヤ・クラブ・スペードの4種類があります。
フェイス
K、Q、Jのことです。日本語では絵札とも呼ばれます。チップはいずれも10点で計算されます。
ハンドサイズ
手札の枚数です。役を作るためにカードを出す「ハンド」とは別ですので注意しましょう。
スコアされたカード
場に出したカードのうち、役に絡むカードのことです。
例えば、「A・A・9・9・3」を出したとき、ツーペアが成立し、3以外の4枚がスコアされたカードとなります。
消耗カード
タロットカード、スペクトルカード、惑星カードの総称です。
アンティ8をクリアするコツ
倍率の+と×は大違い
ジョーカーやトランプカードの効果で倍率が上がっていきますが、「+」と「×」の違いがあることを理解しましょう。惑星カードで役のベースの倍率が上がっていくほど、「×」の価値が増していきます。
手札やジョーカーの効果が発動するとき、倍率の追加は左から右へと行われます。基本的には、最後に「×」の計算をすると倍率が大きくなります。手札もジョーカーも並び替えが可能ですので、「×」の計算をするカードは右側に移動させておきましょう。
例えば現在の倍率が10倍で、倍率をそれぞれ「+8」、「×2」にするジョーカーがあったとき、10×2+8なら28倍ですが、(10+8)×2なら36倍になります。
序盤にジョーカーを揃える
アンティ2か3あたりまでは、ジョーカーを揃えることを優先しましょう。ジョーカーはチップや倍率を底上げしたり、お金を稼ぎやすくしたりするため、早めに揃えば戦いがずっと楽になります。
もしスキップで道化師パックが入手できるなら、確保しにいくのは良い選択です。低倍率でも渋らず取りに行きましょう。お金をケチって負けるのが最悪ですので。
倍率系はもちろんのこと、安定してお金が稼げるようになると中盤から終盤のデッキ強化がはかどりますので、お金稼ぎ系が1枚は入手できていることが理想です。
もちろん、最初に組んだジョーカーにこだわることなく、引きに合わせて入れ替えていくことも大切です。
チップや倍率を上げる系のジョーカーを選ぶ際には、ターゲットにする役との相性も意識しましょう。詳しくは次の項で解説します。
ストレートかフルハウスか
惑星カードを使うと役の基本スコアが上がっていきますが、バランスよく上げていくより、狙いを絞ってあげていくことをおすすめします。
このゲームでは、どんな手にも対応できるようにデッキを組んでいくと、いわゆる「器用貧乏」の状況になって、後半はスコアが伸び悩むことになります。
狙い所となるのは、ストレートもしくはフルハウスです。基本スコアと作成難易度のバランスが取れていて、スコアをコンスタントに稼ぐことができます。どちらを狙うべきかは、序盤に入手できたジョーカーの種類で絞っていきましょう。
「ひとつ飛ばしでもストレートとみなす」「4枚でストレートとみなす」などがあればストレート狙いの戦術になるでしょうし、「スリーカードを含めば倍率アップ」などがあればフルハウス狙いとなるでしょう。
より作りやすいのはストレート、スコアが高くなりやすいのはフルハウスです。私自身はどちらでもアンティ8までクリアできましたが、ストレートのほうが安定しました。
フルハウスを狙うなら、タロットカードやスペクトルカードで同じ数のカードを増やすのが有効です。
ツーペアの安心感
ツーペアは意識していなくてもできることが多い役です。特にフルハウス狙いのときは高確率で成立し、相性のいいジョーカーも似通っているため、安定したスコアが出るのもメリットです。
惑星カードは常に狙ったものが出るわけではないため、メインのものが出なかったときはツーペアを強化していくのがおすすめです。
とはいえ、ツーペアだけでは後半の火力は不足するため、あくまで補助の位置づけです。
スート(マーク)揃えはおすすめしない
特定のスートを5枚揃えるとフラッシュの役になります。ジョーカーの中には特定のスートで役を作ると倍率に加算するものがあり、特定のスートで固めるとハマったときの爆発力があります。
それでも特定のスートを増やしてフラッシュを狙いやすくする戦略はあまりおすすめしません。なぜなら、ボスボラインドで特定のスートのスコアを無効にする制約ルールが課される場合があるからです。
例えば、ダイヤを増やしたり倍率を上げたりする戦略を取っているとき、ボスブラインドでダイヤのスコア無効なんてルールが来たら、クリアはかなり苦しくなるでしょう。
もしやるなら、ストレートフラッシュを狙いつつだめならフラッシュまたはストレートといった戦略を立てたほうがいいかなとは思います。
デッキを確認
トランプデッキにどんなカードが入っているか、あるいはプレイ中のランで何が残っているかは、右下の山札を選択すると確認できます。
定期的にチェックすることで、ここから作りやすい役、作るのが難しい役もすぐに分かるため、「スリーカードを作るために粘っていたけど、もうデッキに必要なカードが残っていなかった」なんて事態も避けることができます。
スペクトルカードやタロットカードを使う際も、デッキの状況を確認しながら使うことで、今使うべきか否かの判断をより正確に行えるようになります。