「ファーミングシミュレーター 25」が発売。ついに日本式の農業も楽しめるように
農業シミュレーションゲームの最新作、「Farming Simulator 25(ファーミングシミュレーター 25)」が11月12日に発売されました。開発はGIANTS Software、発売はセガが手掛けます。
対応プラットフォームは、PlayStation5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic GamesStore/Windows)/Macです。
作品を追うごとに着実にファンを増やしている本作ですが、今作では東アジアをモチーフにした農業もできるように。注目ポイントを紹介します。
ファーミングシミュレーターとは
「ファーミングシミュレーター」シリーズは、リアルな農業を再現している点が人気の経営シミュレーションゲームです。
購入した土地で農業をするのですが、農地を耕し、種をまき、収穫し出荷する。それらの作業はすべて、自身が農機を使って行う必要があるのです。
資金に余裕があればバイトを雇って任せることもできますが、一般的な自動車とは随分異なる操作感に苦戦しながら、うまく動いてくれたときの感動はひとしお。農地経営自体を楽しみつつも、車両操作もこのシリーズの醍醐味と言えます。
東アジアマップ追加で日本式農業も楽しめる
話を最新作の「ファーミングシミュレーター 25」に移しましょう。過去シリーズは基本的に、欧米の農業をシミュレートする作品でした。日本にはないダイナミックな農業に面白みを感じつつも、やはり馴染みのある農業を体験してみたいというユーザーも多かったのではないでしょうか。
そこで本作では、田んぼが広がる緑豊かな東アジアエリアが登場します。2種類の米、ホウレンソウなどが加わり、栽培できる作物は全部で25種類になりました。
飼育できる動物は、牛、羊、豚、鶏、馬に加え、今作よりバッファローとヤギも追加されました。新しく導入された生産チェーンや建設ミッションを駆使して、ビジネスチャンスを広げましょう。
実在する農機が登場するのも本シリーズの魅力の一つ。今作では、日本企業のIseki、Kubotaをはじめ、Case IH、CLASS、Fendt、John Deere、Massey Ferguson、New Holland、Valtraなど、世界を代表する農機メーカー150社以上から400以上の機械やアイテムが登場します。
最大6人でのオンラインプレイにも対応しています。栽培と収穫を繰り返しながら陣地を拡大して競い合ってもいいですし、フレンドと協力して巨大な農場を築き上げてもいいでしょう。
まとめ
ついに東アジアの農業に対応した「Farming Simulator 25(ファーミングシミュレーター 25)」。日本における本シリーズの注目度は年々高まっているように感じていましたが、そうした状況が東アジアマップを追加する原動力になったのかもしれません。
気軽に楽しめるかと言われるとそういうタイプのゲームではないのですが、農機の操作に慣れてくると一気に楽しくなるので、興味があればチャレンジしてみてください。