Xbox本体やコントローラーが一斉値上げ。値上げ適用前の商品買うならお早めに
Microsoftは5月1日、Xbox Series X|S本体やコントローラーを含む周辺機器の価格を引き上げることを、公式サイト上にて発表しました。
公式オンラインストアでは、値上げは即日実施されていますが、Amazonや楽天市場では、執筆時点で値上げ前の商品が残っています。
コントローラーの値上げが痛い
日本での価格に関しては、市場が小さいこともあり「その他の国」として「ストアで確認してね」扱いになっていますが、「Xbox Series X」は87,980円(税込)と、およそ2万円の値上げとなっています。
通常版のPS5より高い価格(税込79,980円)ということで、この価格帯になると日本でXbox Series Xを選ぶ意味というのはほとんどないでしょう。もちろん、PS5が今後値上げしないという保証はどこにもありませんが。
日本人にとってより影響が大きいのは、コントローラーの値上げではないでしょうか。「Xbox ワイヤレスコントローラー + USB-C ケーブル」が税込9,130円に、「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー 2」は税込27,500円にと、こちらも大幅な値上げとなりました。
「Xbox ワイヤレスコントローラー」は、Microsoft純正コントローラーの割にお手頃でPC用コントローラーのスタンダードとなっていましたが、今回の値上げでその立ち位置が変わるかもしれません。
執筆時点では、Amazonや楽天市場で価格改定前のXboxコントローラーが残っていますので、欲しい人は今のうちに購入しておくとよいでしょう。
ソフト価格も今後引き上げへ
なお、2025年のホリデーシーズンには、いくつかのファーストパーティ作品に関しても、価格を79.99ドルに引き上げる予定であると発表しています。
Nintendo Switch2では、ソフトの価格がSwitchと比べると高い水準になっていることが話題となりましたが、Xboxでもそれに追随する形となります。
もともと業界内では、ソフト価格などを値上げするべきだとの声がチラホラと上がっていました。(【関連記事】ゲーム業界で「『GTA 6』なら“定価70ドル(約1万円)の壁”を破ってくれるかも」との期待があるとアナリストが報告(Automaton))
開発費や物価、人件費などなにもかもが高騰する中で、これまでのような価格を維持するのは不可能になってきたということなのでしょう。