【マイクラ】「エンドラRTA」で新たな日本記録が誕生。達成したのは…

2023年8月22日

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世界で一番売れたゲーム「Minecraft」(マイクラ)。先日もテレビ番組「情熱大陸」でプロマインクラフターのタツナミシュウイチ氏が取り上げられるなど、もはやゲームの枠を超えた存在になりつつあります。

マイクラが幅広い層に支持される最大の理由は、建築やバトル、採掘、プログラミングなど、さまざまな遊び方に対応していることでしょう。

そんなマイクラの遊び方のひとつに、最速でエンダードラゴンを討伐することにチャレンジする遊び方、いわゆる「エンドラRTA」があり、2021年5月29日に新たな日本記録が認定されたとの発表がありました。

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おんりー氏が二度目の日本記録を達成

エンダードラゴンはマイクラにおける「表ボス」的な存在。普通に攻略をするのであればかなりの準備時間が必要ですし、もちろん技術も必要となります。それをいかに速く攻略するかというのが、エンドラRTAです。

そのエンドラRTAのメジャールール「Javaエディション・バージョン1.16+のランダムシードグリッチレスルール」において日本記録を達成したのは、ドズル社所属クリエイターのおんりー氏です。

おんりー氏はドズル社の一員として「ドズぼん・ザ・ゴールデン」(YouTube)などに出演し、マイクラを中心とした動画でゲームセンスを発揮するかたわら、自身のチャンネルで「エンドラRTA」に積極的に挑戦しています。

マイクラの世界では、ゲームをスタートするたびに地形や建物の配置などが「シード値」に基づいて生成されます。シード値には任意の値を設定することもでき、その場合はほとんど同じワールドが生成されることになります。

ランダムシードのRTAでは、村やマグマ、ネザー世界での要塞、エンドポータルなど、エンダードラゴンを倒すために必要な地形や建物の配置がランダムとなりますので、運の要素がかなり重要。そしてもちろん、マイクラの実力がなければ良いタイムを出すことはできません。

おんりー氏は以前にも日本一を達成したことがあり、今回は晴れてその地位に返り咲きました。

世界の壁は厚いけれど

今回おんりー氏の記録が掲載されたのは、さまざまなゲームのスピードラン記録を掲載する「speedrun.com」です。コミュニティサイトですが、「スピードランといえばこのサイト」と言えるほど、この界隈では世界的に高い認知度を誇っています。

ちなみに、本記事執筆時点(2021年6月2日)におけるおんりー氏の世界順位は177位。世界記録はなんと、「9分36秒」という驚異的なタイムとなっています。

『マイクラ』RTAでついに10分を切る世界記録か。ただしゲームの一時停止に対する議論のため、集計サイトには現在未登録(電ファミニコゲーマー)
※注 現在は登録済み

世界の壁はまだまだ厚いのですが、おんりー氏は記録達成時のコメントで「正直終盤まではいいペースとは言えず、」と語っており、上位に進出できる余地はありそうです。今後の活躍に期待しましょう。