初期PSの名作タイトルが続々スマホへ。期待半分、不安半分。
12月7日に行われた「Forward Works Beginning」にて、数々の名作タイトルのスマホ参入が発表されました。
初期PSの人気タイトルが大集合!
スマホ参入が発表されたソニータイトルは以下のとおりです。
- みんゴル(みんなのゴルフ)
- 勇者のくせにこなまいきだDASH
- アークザラッド(仮)
- ワイドルアームズ(仮)
- どこでもいっしょ(仮)
- パラッパラッパー(仮)
- ぼくのなつやすみ(仮)
- ソラとウミのアイダ(仮)
そのほか、日本一ソフトウェアやスクウェア・エニックスとの協業タイトルも準備中とのこと。
かつてPlayStationを支えたタイトルが続々と参戦ということで、かなり期待が高まっているようです。一方でそれ同じくらいの割合でスマホゲーム化を不安視する声も見られました。
その懸念は言うまでもなく、「基本無料のガチャゲーと化してしまうのではないか」という点ですね。昨日の発表会において、この点は明らかにされませんでした。任天堂が「ガチャはやらない」と最初の段階で明言していたことを考えると・・・ やっぱ不安ですよね。
最初のPlayStationが発売されたのは1994年。当時から任天堂のハードとくらべると年齢層は高めでしたから、現在40歳前後がどっぷり浸かった層でしょうか。恐ろしいことに、これはスマホのガチャゲーが狙っているターゲットとほぼ一致するんですよねえ。
いわゆる「コラボガチャ」では、このあたりの年齢層を狙って対象が選定され、効果を発揮しています。言うまでもなく、若い人よりお金を使うからですね。まさか同じことを考えているのではと、想像してしまうのも仕方のないことでしょう。
ガチャゲーがすべて悪いとはいいませんが、そればかりにはなってほしくないなあと思う次第です。ぜひマリオランのように、買い切りアプリにも挑戦していただければ。日本では買い切りが売れないとよく言われますが、そもそも大手が基本無料ばかりに目を向けているからではないかと思うんです。
なお、一部ゲームは動画も公開されていますのでご確認ください。
妖怪ウォッチの新作も
さて、それと同時に、「Project FIELD(プロジェクトフィールド)」という新たな試みも発表されました。専用の端末、ICチップ内臓のカード、そしてスマートフォン・アプリを連動させて遊ぶ仕組みのようです。
「えっ、それカードにする必要なくない?」とならないよう、スマホ内で完結させるのではなくあえてカードを使う、その意味が明確に見えてくるゲームの開発を期待したいところです。
そして、その第一弾はなんと「妖怪ウォッチ」とのこと。妖怪ウォッチはポケモンを追いやる存在として子どもたちの人気を集めてきたものの、「ポケモンGO歴史的ヒット」「ポケモンサンムーン予約1000万本」とその実力差をまざまざ見せつけられる格好となっています。最近ゲームセンターでもだれも並んでないし・・・
ソニーの新プロジェクトともに、もう一度流れを取り戻せるのか。妖怪ウォッチの真価が問われます。