【Satisfactory】序盤の進め方。惑星到着から拠点探し、最初の製造ライン自動化まで
工場自動化ゲーム「Satisfactory」は、比較的丁寧なチュートリアルが用意されていますが、それでも最初は戸惑う部分もあることでしょう。
この記事では、落下地点選びから拠点を作るのにおすすめの場所、最初の製造ライン自動化までの流れを解説します。
落下地点選び
ゲームを始める前に、落下地点を4か所から選びます。Satisfactoryのマップは1枚ですので、どの落下地点を選んでも最終的にはすべての場所に行くことができます。
このうち、初心者におすすめなのは草原、もしくは砂漠です。どちらも比較的平坦な土地が多く、工場を建設しやすいのが特徴です。
戦闘難易度という点では草原のほうが楽ですが、ゲームを進めるごとに資源採掘のために大規模なラインを構築する必要が出てきます。砂漠はやや敵が強くなるものの、資源は比較的コンパクトにまとまっており、水が近いのもメリットになります。
落下から拠点探し
ゲームは降下ポットが落下するところからスタート。グラフィックによるちょっとした解説が入ります。ここで覚えなくても特に問題はありません。
落下しました。チュートリアルに従い、ゼノ・ザッパーを装備します。近接用の武器です。
振り返って降下ポットを解体します。Satisfactoryでは、解体したときにすべての資源が返ってきます。
続いて鉄鉱石を探します。資源スキャナーを使うことで、さまざまな鉱石を探すことができます。今は鉄鉱石だけですが、ゲームを進めることでこれが増えていきます。
画面上部に、鉄鉱石ノードまでの距離と方向が表示されます。まずは一番近いところに向かってみましょう。道中で草や木の実を集めておくと、後々役に立ちます。
鉄鉱石ノードが見つかりました。最初は手動で集めることになりますが、もちろんこれも自動化されていきます。
本拠点となるHUBを建設します。活動の中心となりますので慎重に選びたいところですが、あまり時間をかけても仕方がないので、ほどよいところに落ち着きましょう。
おすすめは平坦で見通しがいいこと。高低差が多いと、ラインが複雑になるうえに建築コストも高くなるので、序盤は避けたほうがいいでしょう。それに加え、鉄鉱石ノードが複数近くにあったほうが効率は上がります。
これがHUB。ただの土台に見えますが、アップグレードで拠点らしくなっていきます。HUBはワールドにひとつしか建設できません。移転したければ解体して立て直しましょう。
敵との戦闘
数は多くありませんが、Satisfactoryでは敵との戦闘が発生することもあります。資源ノードの近くにはだいたい敵がいます。最初はゼノ・ザッパーで迎え撃つか逃げるかしかありません。
左下の体力がゼロになると死亡となり、初期設定では死亡地点に装備品以外をドロップし、HUBもしくは初期スポーン位置からやり直しとなります。木の実を食べて回復しながら敵を追い払いましょう。
落としたアイテムの位置は、「死亡クレート」として上部に表示されていますので、ここに行けば回収することができます。
「敵との戦闘はいらないから工場建設に集中させて!」という人は、敵に襲われない設定にして楽しむのもいいでしょう。
HUBのアップグレードから自動採掘
HUBのコンピューター(!マークが出ているところ)を調べ、HUBアップグレードを進めましょう。必要な資源を集め、後ろにある工作台で組み立て、ノルマの数を納品するとアップグレードが進みます。
ここで装備品作業場が作れるようになっていますので、Qメニューを開いてHUBの近くに建てておきましょう。装備品類はこの施設で作成することになります。まずは携帯式採鉱機を作りましょう。
HUBアップグレードを進める中で、銅鉱石や石灰岩の探索が可能になります。Vを押すと鉄鉱石以外も探索できるようになっていますので、それぞれ選んで探しましょう。
ノードに到着したら、先ほど作成した携帯式採鉱機を設置します。自分で掘らなくても100個まで自動で掘ってくれます。電力も必要ありません。
電気を通して採掘から精錬までを自動化
HUBアップグレード5まで完了すると、ようやく工場らしいものができるようになってきます。Qメニューを開いて採掘機Mk.1を作成したら、近くの資源ノードに設置します。(今回は鉄鉱石ノードを利用します。)
マウスのスクロールで向きを変えることができますので、搬出口を開けた方向に向けておきましょう。
採掘機を動かすには電力が必要です。HUBに付属しているバイオマスバーナーから電線(ケーブルから作成)を伸ばし、採掘機に接続します。
発電機に草を投入すると、電気が発生して採掘機が動き出し、鉱石を延々と掘り出してくれるようになります。
バイオマス・バーナーは序盤から使える発電手段ですが、燃料を手動で集める手間があります。ゆくゆくは石炭を使った火力発電、あるいは原子力などに進化し、電力供給も完全に自動化されます。
精錬機を作り、コンベアで採掘機とつなぎます。それぞれの搬出口と搬入口をつなぎましょう。精錬機に鉄インゴットを作るよう指示し、電気をつないだら鉄インゴットの精錬が始まります。電柱と電線をつなぐことで、電流を分岐できます。
そして精錬機とコンテナをつなげば、完成品が自動的にコンテナへと収納されていきます。いよいよ工場の基本ができてきました。
電力が許せば、銅鉱石や石灰岩も同じような感じで作っておくと、それだけでかなりの効率化を実感できることでしょう。生産したものはコンベアで本拠点近くに輸送するようにしておけば、あちこち動き回る手間も省けます。
【終わりに】3D工場自動化ゲームでは現時点でトップクラスの作品
序盤の流れをざっと紹介しました。丁寧なチュートリアルもありますので、しばらくは迷うこともないでしょう。
今回は鉄インゴット精錬の自動化までを紹介しましたが、もちろんここから鉄板や鉄パイプ、銅鉱石ならワイヤーなどの生産まで自動化できますし、ティアを進めればさらなる製品の製造も可能になっていきます。
そうなると電力が足りなくなりますから、いつまでもバイオマス発電に頼るわけにもいかず、さまざまな発電手段を検討することになります。
そして、機械が増えてくればそれらをどう配置するかにも頭を悩ませることになるでしょう。美しい製造ラインを作るか、実用性重視で作るかはプレイヤー次第です。
もう少し進めれば、鉄道輸送や自動車での移動なども可能になります。探索要素もあり、そこで見つかったものは、生産工程の効率化に役立ってくれることになります。
Factorioのヒット以降、工場自動化ゲームはさまざまな作品がリリースされてきました。その中でもSatisfactoryは、トップレベルの出来栄えと言っても過言ではないでしょう。
私自身はアーリーアクセスのほぼ初日にプレイし、その時点でも十分なクオリティに驚かされましたが、5年の時を経て順当に着実に進化を遂げ、本当に素晴らしいゲームに仕上がったなと思いました。