ポケモンLet’sGOピカチュウ・イーブイは冒険の楽しさを教えてくれる最高の作品!
ポケットモンスターLet’sGoピカチュウ・イーブイ(ピカブイ)が発売になりました。
本作は「ポケットモンスター ピカチュウ」の延長線上にある作品で、いくつかの要素をSwitch向けにアレンジしつつ、ポケモンGOとの連動要素を加えています。
ポケモンシリーズを第一作からプレイし、かつポケモンGOも毎日楽しんでいる自分としては、本当にいいゲームを作ってくれたなあと、感謝の気持ちしかありません。
細かいゲーム内容に関しては、もうすでに情報があふれていますので、ここで触れるつもりはありません。
ここではピカブイをプレイして感じたことを紹介していこうと思います。
ポケモンと一緒に冒険
今までの作品ももちろん、ポケモンと一緒に冒険はしていました。
しかしピカブイではこれまで以上に、ポケモンと冒険をしている感覚を、強くもたせてくれる作品になっています。
まずは相棒。
ソフトのバージョンによってピカチュウ、イーブイのいずれかが相棒になります。
相棒はプレイヤーの肩の上、頭の上に乗っていて、いつも一緒。
野生のポケモンとは違ったわざを習得し、個体値は6Vなのですごく強いんですよね。
アニメでサトシのピカチュウはやたらと強いのですが、それと同じ感覚です。
相棒とのふれあいもあり、時々見せてくれる表情や仕草には、思わずニヤリとさせられます。おっさんだけど。
そしてもう一つ、連れ歩きが面白いんですよね。
相棒の他にもう一匹、モンスターボールから出して一緒に歩くことができるんです。
小さいポケモンなら後ろからついてくるんですが、一部のポケモンは背中に乗って空を飛べたり、海を泳いだり。
最高だったのはカビゴンですね。まさかこんな感じになるとは。
今までどこか、バトルのための存在という感じがあったポケモンたちですが、ピカブイは言葉通り、一緒に冒険している感覚をもつことができました。
これは今後の作品にもぜひ導入してほしいですね。
ただ全ポケモンに連れ歩きを導入するのは、相当大変だろうなあ・・・
バトルの簡素化
思い返してみれば、私が初代ポケモンをプレイした当時は、ガチガチに鍛えたレベル100同士のぶつかり合いがポケモンバトルというものでした。
後にポケモンが大ブームを巻き起こし、大会が開催されるようになり、レベル50ルールが導入。
オンライン対戦もできるようになり、個体値、努力値、わざの構成など、あらゆることを考えて育成するのが当たり前みたいな雰囲気になっていました。
しかしピカブイでは、初代ポケモンの対戦環境にかなり近いものになっています。
- レート対戦はなくフリーの対戦のみ。
- シリーズ他作品との互換性はなし。
- 持ち物や特性もなし。
この仕様には不満を持つ人もいるでしょうが、厳選「作業」の必要が少ないことに安心した人も多いのではないでしょうか。
私もその1人です。
バトルの面白さがポケモンを盛り上げている側面がある一方で、厳選作業はポケモンをかわいがるという部分からは、どうしても離れてしまいます。
もちろん公式大会がある以上、開発側もそういう点を許容してはいますし、楽しみ方は自由ではあります。
またバトル環境の方を見てみれば、ポケモンの数が増え、わざも増え、特性も増え、かなり複雑になりつつあります。
初心者が簡単には入っていけない世界になっていますよね。
ポケモンの次回作は、2019年にSwitchで発売されることが発表されています。
おそらくレート対戦も戻ってくると思いますが、今までの流れを引き継ぐ形になるのでしょうか。
個人的にはこのあたりで、ガラッと見直してしまうのもありかなあと思っているのですが。
ピカブイにポケモンの原点を見た
ピカブイは本編シリーズの流れをくむ作品ではありますが、みんなが楽しめることに重点を置いたものとなっています。
それだけにやや心配な点もありましたが、Switchソフトとしては最速で累計売上300万本を突破し、順調な出だしとなりました。
ピカブイでは久しぶりに、かわいいポケモンの世界に触れられたような気がします。
きっとこれがポケモンの原点なんだろうな。
ポケモンGOやってる人には、モンスターボールPlusセットがおすすめ。