【オートノーツ】プログラミングゲームだけど、そういうの関係なしに楽しい拠点づくりゲーム【Autonauts】
2019年にPC(Steam)版がリリースされ、2022年8月18日にNitendo Switch、PS4,PS5でもリリースされることになったオートノーツ(Autonauts)。
あらゆる作業を自動化し、プレイヤーは見ているだけでロボットが勝手に惑星の開拓を進めてくれる状態を構築するのが最終目標となります。
プログラミング教育の教材としても使えそうな作品ですが、それ以前にゲームとしても大変魅力的でしたので、序盤の流れを中心に紹介します。
最初はチュートリアル付きで安心
新しくゲームを開始すると、3つのモードから1つを選んで進めていくことになります。私が選択したのは「入植」です。
こちらのモードでは、最初の30分弱はガイド付きで進行するほか、さまざまな要素はひとつひとつ課題をこなしていくことで開放されます。ゲームシステムを理解するために、初回プレイではこちらをおすすめします。
やるべきことの目標が立てやすいですし、かといって手取り足取り教えてくれるわけでもないですから、自分で試行錯誤をする楽しみも損なわれることはありません。
マップは自動生成で、プレイするたびに地形が変わります。
すべての作業が自動化可能!
ロボットのプログラミングというと難しく考えがちです。しかし本作に関して言えば、まったくそんなことはありません。
チュートリアルで取り組むのは、林業の自動化です。手順としては、
- ロボットを作る
- 必要な道具を渡す
- 作業をやってみせる
- 記録する
こんな流れになります。3体のロボットで「伐採・穴掘り・植林」の作業を分担します。
作業を最短手順でこなし、効率の良いプログラムを組みます。仮に余分な手順が入ってしまったとしても、削除できますのでなんの問題もありません。これで完全に自動化… と思いきや、そううまくはいきません。道具が壊れれば渡してやる必要がありますし、切った木を運ぶのは手動です。
「自力で行える作業はすべて自動化できる」そうですので、いずれこうした作業も、ロボットがやってくれるようになります。
一つの作業の自動化を成し遂げると、手動での作業がとたんにめんどくさくなります。それが次の自動化へのモチベーションとなり、拠点の発展へとつながります。この後は、技術の発展とともにやれることも増えていきます。入植者が現れると、拠点も随分にぎやかになりますよ。
【終わりに】ゲーム感覚ではなくゲームそのものである素晴らしさ
「オートノーツ」の紹介でした。プログラミングというと難しく考えがちの人が多いのですが、本作をプレイすると、人間のひとつひとつの行動が実はプログラミングのようなものだと理解できることでしょう。
このような感覚をゲームを通じて身につけることができるとは、すごくいい時代になったなと思いました。「ゲーム感覚でプログラミングが学べる」ではなくて、「ゲームそのもの」ですので、より親しみやすいのではないでしょうか。
今回紹介したのはほんの序盤にすぎません。最大限に自動化された惑星を目指し、せっせとプログラミングに励みましょう。