卓球個人でクリーンな水谷選手がメダルを取った意味は大きい
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オリンピックが始まっていますが、毎日感動させられっぱなしです。
連日の金メダルラッシュもうれしいことですが、私が特に感動したのは、卓球の水谷隼選手が取った銅メダルです。
日本卓球が個人で取った初めてのメダルでもあり、なによりも水谷選手が取ったことに大きな意味があるのです。
Contents(目次)
見逃される補助剤と、クリーンな水谷選手
水谷選手は過去に、卓球界で蔓延する不正に抗議の意志を示し、国際大会への出場を拒否したことがありました。
ラバーを強化する「補助剤」というものがあるのですが、現在のルールでこれを使用することは違反です。しかし検査が十分でなくそれが黙認されていたのです。
補助剤はかなりの選手が使用していたと言われます。
これまでに補助剤問題が解決したという話は聞きません。
実際補助剤が塗られているかどうかは、今の検査技術で見分けるのは難しいようです。
ただし、そんな状況の中で水谷選手はメダルを取りました。
女子の福原選手も、あと一歩まで迫りました。
ロシアの国家ぐるみのドーピング問題が話題となったリオオリンピック。
水泳では過去に高速水着が問題となったこともありました。
補助剤問題が今度どう解決するかは分かりませんが、すべてのアスリートが少なくとも公平な条件で戦える環境を期待したいものです。