ニュースアプリはメディア非表示機能が便利なGoogleニュースがベストかも。課題もあるが不快なメディアをブロック
ニュースアプリ使ってますか？「社会人としてこれくらい知っておかないと」という名目で、つい無駄なニュースを読むのに時間を浪費してはいませんか？
私は今までにいくつかのニュースアプリを使ってきたのですが、現時点で最強と呼べるのはGoogleニュースアプリです。その理由と最適にカスタマイズする方法を紹介します。
今回はスマホアプリのものを紹介しますが、PC版でも同等の機能があります。
Googleニュースをおすすめしたい2つの理由
特定のメディアを非表示にすることができる
これがGoogleニュースをおすすめする理由の9割くらいを占めています。
Googleニュースの最大の特徴が、特定のメディアを非表示にする機能があることです。まずはその方法を紹介します。
ニュース見出しの右下にある「・・・」マークをタップします。
「◯◯を非表示」がありますので、これをタップします。
このメディア削除機能がついていないニュースアプリがほとんどなんですよね。提供会社との関係もあるからなんでしょうけど、そのあたり気にしないのはさすがGoogle。
ただほんとうにしょうもないニュースも拾ってくることがあるので、せっせと非表示にして最適化された環境を構築しましょう。
あとLivedoorニュースとかLINEニュースとか、ニュースポータルサイトの記事まで拾ってくるので、これは非表示でいいと思います。
元記事に直リンクしてくれる
ヤフーニュースなんかを思い出してもらうと分かりやすいのですが、ニュースアプリでは提供元のニュースをそのアプリのフォーマットで表示していることがほとんどです。
すると提供元のサイトではちゃんと表示されている画像が表示されなかったりして、執筆者の意図しない形で提供されてしまっていることがあります。
また提供元メディアではなく「ヤフーニュース」などと認識してしまう人が案外多い問題もあって、メディアのあり方としてどうなんだろうなあというのは考えてしまいます。
Googleニュースでは、記事をタップすればもともと配信されているメディアのサイトに飛びます。中にはごちゃごちゃして見にくいサイトもありますが、それも含めて評価すればいいんじゃないでしょうか。
ニュースアプリと提供元がどういう契約をしているかは知りませんが、多分提供元サイトで直接読んだほうがそのメディアの運営的にもうれしいでしょうし。
私がメディア非表示機能にこだわる理由
ここからは「なぜ私がメディア非表示機能にこだわるのか」についてお話したいと思います。
そのニュースに時間を使う価値はある？
メディアと言ってもその質はさまざまで、新聞社系メディアのように一次情報を伝えてくれるところは本当に重宝します。
一方でいらないと思うのが、TV番組のまとめ記事。「芸能人が社会問題に対してこんなコメントをしました」なんてどうでもいいですし、そもそも彼らは専門家でも詳しいわけでもありません。
それともうひとつが、一次情報にネットの反応を追加した記事です。恣意的にコメントをチョイスすれば、印象はどうにでも変わりますよね。だいたいが炎上方向にもっていこうとするのもうんざりです。
TV番組のまとめ記事はスポーツ新聞系、ネットの反応はJ-castやしらべぇあたりが有名でしょうか。
私もこの手の記事にまったく興味が無いわけではありません。ただこういうのまで追っていると、時間がいくらあっても足りないですよね。
後から振り返ってみて、そういう記事を読んで身になった記憶はありません。
おすすめ機能がポンコツすぎる
例えばこれを執筆している時点だと、「桜田五輪相、池江選手への発言に批判」というのが大きな話題となっています。
どんな発言をしたんだろうとか、それに対して関係者はどう思っているのだろうなどはとても気になります。
それでニュースアプリで一次情報の記事を読むと、おすすめがTV番組で芸能人がどんなコメントをしたとかのニュースであふれます。
うっかりタップしてしまえば、今度はそのメディアの記事ばかりが配信されるようになってしまい、たちまちおかしなことになります。
非表示機能があれば、そんな事態は避けられますよね。
フォロー機能とはまた違う
最近はニュースアプリも進化していて、特定のメディア、チャンネルをフォローする機能もあります。
もちろんそれを利用するのも一つの手なのですが、私の場合は同じニュースを見るにも、いろんな方向から確認しておきたいというのがあるんです。
例えば政治だと、産経新聞ばかり読んでいる人と朝日新聞ばかり読んでいる人ではたぶん全然考え方が違いますよね。
どれだけ強い意志をもっていても、人間というのは見聞きした情報から影響を受けてしまうものです。それが知人の場合もあればメディアの場合もあります。
特定のメディアに書いてあることがすべて正しいということは絶対にないので、いろんなメディアをフォローしておくことは重要だと思うのです。
なので非表示機能を使う場合でも、考え方で選別をするのではなくて、話題として自分に必要かどうかで選別しています。
不満がないわけでもない
ここまでGoogleニュースを絶賛するような内容になっていますが、不満がないわけではありません。それは、個人ブログやまとめサイトでも表示されてしまう点です。
Googleニュースは、メディア側で自由に配信登録をすることができます。その際に審査がないのか、あっても簡易なものなのかは分からないのですが、そのせいでニュース記事とは呼べないようなものも表示されてしまいます。
これさえなくなれば完璧なのですが。
【終わりに】ニュースアプリで時間を無駄にしない
Googleニュースの良さを紹介する記事でした。
もちろんどんなニュースを好むかは人それぞれですが、「ニュースアプリで時間が奪われている、無駄にしている」と感じている人は参考にしてください。