パラリンピックの初公式ゲームが登場へ。開発はFF15の田畑端氏率いるJP GAMES

2019年7月29日

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国際パラリンピック委員会(IPC)は、東京2020パラリンピック競技大会に向けて、パラスポーツの更なる活性化と普及を目的とした初のオフィシャルゲームを発売すると発表しました。

タイトルは「THE PEGASUS DREAM TOUR(ザ ペガサス ドリーム ツアー)」で、2020年全世界でローンチ予定です。

パラリンピックが初のゲーム化という点でも注目に値しますが、ゲームの制作を担当するのが「JP GAMES」、FF15でディレクターを務めた田畑端氏であることが話題をさらに大きくしています。

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スポーツRPGでパラスポーツを描く

ペガサスドリームツアー
引用:JP GAMES公式サイト

ザ ペガサス ドリーム ツアーは、ペガサスシティという仮想の街を舞台に、もう一つのパラリンピックを体験できる、まったく新しいスポーツRPGとしています。

本来すべての人に眠っている特殊能力(エキストラパワー)を引き出し、ゲームならではのダイナミックな表現でパラリンピックを描きます。

デバイスはスマートフォンをはじめとしたさまざまな機器としています。

東京オリンピック関連ではセガが開発するゲームも発表されていますが、本作はアクションではなくRPGということで、どのような作品になるのか注目されます。

田畑端氏とFF15

本作の制作を担当するJP GAMESの田畑端氏。ゲームファンであればおなじみの人物ではないでしょうか。

2018年10月をもってスクウェア・エニックスグループから離れた田畑氏は、それまで「ファイナルファンタジーXV」のディレクターを務めていました。

発売前から様々な発言が話題となり(主にネガティブな意味で)、発売後には国内での厳しい評価にもめげない姿勢がネット上をにぎわせました。

個人的には、「日本人はオープンワールドに慣れていないから」発言からの「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」大ヒットの流れが面白かったです。

少なくとも国内では厳しい評価を受けた田畑氏が挑むのは、RPGとはいえかなり異色のジャンルの作品です。発売延期が絶対許されない作品ですから、はらはらしながらその行方を見守りたいと思います。