YouTuberもブロガーも。収入を一か所に絞ることのリスクは大きい

2019年8月5日

YouTubeを日常的にご覧になる人であれば、「文字動画」はご存知かと思います。

一応解説しておくと、主にゴシップサイトから取ってきた内容をスクロールしながら流すだけの動画です。

記事元からすれば「パクリ」ですし、それ以前に真実である可能性が極めて低い内容を、多くの人の目に触れさせてしまうという大きな問題があります。

昨今問題視されている文字動画に対し、Googleも対策を始めているようです。

文字動画対策には副作用も

文字動画
※しっかり期待に応えてくれるいらすとやさん。

そうした対策の効果があったのか、確かに最近、以前ほど文字動画を多く見かけなくなった気はします。

しかしその一方で、「オリジナルコンテンツを文字動画としている」ケースでも、非収益化の措置が取られる弊害も発生しているようです。

YouTubeからの文字動画排除とその副作用ーー「非収益化」というリスクについて(リアルサウンド)

またこの記事内には、ゲーム系の動画でも非収益化の措置が取られているケースも紹介されています。

ゲーム系YouTuberのチャンネルが相次いで収益化の対象外に ゲーム実況者の未来はいかに?(リアルサウンド)

ただこちらに関しては、他の動画を再編集したことが原因となっているようです。記事のタイトルだけ見ると勘違いしがちなのですが、自分のプレイに実況を付けるスタイルが問題視されたわけではないことを理解しておきましょう。

プラットフォームの方針には従うしかない

今回のケースはYouTubeのお話ですが、プラットフォーム側が対応変更により収益が大きく変動することは、決して珍しいことではありません。

例えばブロガーのケースでは、Googleが検索アルゴリズムを変更すれば大きな影響を受けます。それまで最適とされていた方法が、一夜にして通用しなくなる可能性があるのです。

個人レベルはもちろんのこと、企業運営のサイトであればその影響は甚大なものがあります。

アプリ配信者であっても、それまでは普通に配信されていたものが、ストア側の方針変更で突然排除されてしまうこともあります。

専業YouTuber/ブロガーは夢があるけれど

プラットフォームの影響力が拡大している現在において、YouTuberやブロガーに代表される「昔はなかった職業」が台頭しています。

先ほど掲載した記事によれば、「登録者数千人程度でも生活できるだけの収益が発生しているチャンネルも少なからずある」ということで、これは本当にすごいことだなと思います。

その一方で、収益の多くをプラットフォームに依存してしまうことのリスクも、今回のケースを挙げるまでもなく大きいものがあります。

今の時代、「YouTuberを職業にしよう」なんて考えている人も少なくないと思います。もちろんそれはそれでいいと思うのですが、万が一のリスク管理だけはしっかりやっておくことをおすすめします。

もちろんブロガーやアフィリエイターにも同じことが言えます。プラットフォームの方針変更でも影響を受けない収入源は、常に確保しておいたほうがいいでしょう。

現在お勤めの方であれば、できればそのまま続けたほうがいいですし、フリーの方であれば、ライターなどと掛け持ちをする形をおすすめします。

【終わりに】どんな職業にもリスクはある

今回はYouTuberやブロガーについてお話ししましたが、収入先を一か所に絞ることのリスクは、会社員や自営業の方にも当然あります。

プラットフォームをお勤めの会社に置き換えれば、首脳陣が不祥事を起こした、取引先との契約が切られたなど、さまざまなリスクがあります。

変化の激しい時代ですし、なかなか対応が難しい部分もあると思いますが、常に先々を見据えてたくましく生きていきたいものです。