進研ゼミやZ会も。新型コロナウイルスに伴う休校を受け無料提供されている良質の学習教材を紹介
新型コロナウイルスに関する首相要請を受け、多くの小中高校において春休みまでの休校が始まっています。
親が家で見ていられるか、そうでないかに関わらず、本来学校に行っているはずの6時間前後をどうやって過ごさせるかは、頭が痛い問題かと思います。
勉強ばかりさせるのも酷でしょうが、とはいえ勉強時間の確保がもっとも大きな課題ですので、本記事では各社から提供されている無料学習教材を紹介します。
進研ゼミ(ベネッセ)
総復習ドリルを無料配布
自宅学習に使えるオリジナル教材「春の総復習ドリル」(小1~高2向け)を無料配布。(申込状況によりPDF配布も検討)提供期間は2020年3月2日(月)17:00~未定。
申し込みフォーム
https://www.benesse.co.jp/zemi/homestudy/
電子図書館 まなびライブラリー
進研ゼミ会員向けの電子書籍サービスを、非会員にも無料で開放。インターネットが繋がる環境であれば、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで利用可能です。
進研ゼミと出版社や映像提供会社が厳選した、児童書や絵本・小説・歴史・生物や科学など、幅広いジャンルの常時約1000冊の書籍および動画(またはビデオ、番組)が自由に閲覧できます。
提供期間は2020年3月2日(月)17:00~3月23日(月)23:00。
リンク(無料登録が必要です)
https://library.benesse.ne.jp/member/Login
Z会(増進会ホールディングス)
学習動画の無料公開
Z会Asteria総合探究講座の探究学習のアーカイブの一部の無料公開【中高生対象】
https://www.zkai-gr.co.jp/news/4786/
※今週中に1本追加。今後も順次追加予定。
アオイゼミの授業動画を無料開放【中高生対象】
https://www.zkai-gr.co.jp/news/4783/
通信教育の一部教材を無料公開
小学生から大学受験生まで、各学年に適した教材・副学習教材を提供。Z会の受講有無を問わず、登録不要で利用可能です。
今後は新中1生向けの中学準備映像授業を始め、今後も休校期間中の学習をサポートするさまざまな教材・コンテンツを順次公開予定です。
公開期間は2020年3月2日(月)より随時公開。
リンク(ダウンロードして利用)
【小学生向け】自宅学習教材公開特設ページ
https://www.zkai.co.jp/muryoukyouzai-el/
【中学生・高校生・大学受験生向け】自宅学習教材公開特設ページ
https://www.zkai.co.jp/muryoukyouzai-ck/
LINE
LINE公式アカウント「新型肺炎休校サポート LINEみらい財団」を開設し、そのアカウント上で、国語・数学・理科・社会の学習動画を無償で提供し、中・高校生の自宅学習を支援します。
国語・理科・社会の学習動画は、市進ホールディングスが制作・配信。数学の学習動画は、数学検定協会が監修しKJSが開発。英語の学習動画は、学研ホールディングスが運営している英語学習用の公式アカウントへリンク。
小学館集英社プロダクション
幼児から小学生を対象とした通信教育「まなびwith(ウィズ)」の教材を無料提供します。
小1~小6コース対象
学年の総復習をテーマにした2019年度3月号(国語・算数のワークブックとその解答・解説)を、WEBサイト上に公開します。
PDFをダウンロードし、プリントアウトして利用可能。もしくはデバイスに映しながら、ノートに解答して利用することもできます。
公開期間は3月2日~3月31日。
リンク
https://manabi-with.shopro.co.jp/manabico/freestudy/
年少(3・4歳)コース~小6コース対象
2019年度4月号~2月号のうち、好きな1冊を無料提供します。苦手な単元の復習に利用しましょう。
年少~年長コースはワークブック(シール付)を、小1~小6コースは国語と算数のワークブック(まとめて1冊)とその解答(答え合わせブック)を、無料でご自宅に配送されます。
申し込みフォーム(1人1冊。先着順)
https://questant.jp/q/manabi-with
学研
オンライン百科事典、授業動画、電子書籍、英語学習ツール(要LINEアプリ)を無料提供。
リンク
https://www.gakken.co.jp/homestudy-support/
【終わりに】こんなときこそ有意義に
新型コロナウイルスに関する首相要請を受け無料公開されている学習教材の紹介でした。
普段は有料で公開されているものばかりですので、クオリティに関しては問題ないでしょう。今後も素晴らしい無料教材があれば、順次追記していく予定です。
私から最後にお願いしたいのは、お子様にあまり厳しい学習ノルマを課さないことです。急な春休みで気持ちの整理がつかないのは子どもも同じですので。
娯楽施設で遊び歩くのは論外としても、ほどよく息抜きをさせつつ、有意義な時間を過ごさせてあげてください。