今週話しておきたいゲームのこと(2020年6月21日号)~外出OKな雰囲気だけど熱中症には気をつけて~

一週間で気になったゲームニュースと、それ以外で日々私が感じていることを書き連ねていく連載コーナーです。一日遅れた。

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任天堂が縄跳びゲームをリリース。9月30日まで無料で配信

任天堂は6月16日、Switch用ソフト「ジャンプロープチャレンジ」を配信しました。9月30日までの期間限定配信で、価格は無料。プレイにはジョイコン(R/L)が必要となります。

ジャンプロープとは縄跳びのこと。両手にジョイコンを持ち、縄跳びの要領でぴょんぴょん跳びます。音が気になるという方は、屈伸や腕を回すだけでもOKとのことです。

毎日の回数は記録され、縄跳びの記録をいつでも確認することができます。おすそ分けプレイにも対応。

本作は、ステイホーム期間の運動不足解消に役立つことを願って開発されたとのこと。開発者は在宅勤務中に短期間で、UNITY(ゲームエンジン)を使って開発をしたとのことです。

縄跳びはランニング以上に効果的な有酸素運動と言われており、ダイエットに有効です。もちろん実際に飛ぶのとは違いがあるでしょうが、まずは始めてみてはいかがでしょうか。

Switchのフィットネスゲームと言えば、「リングフィットアドベンチャー」が高い人気を博し、入手困難な状況が続いています。

リングフィットアドベンチャーは筋トレ中心ですので、「ジャンプロープチャレンジ」と組み合わせることでバランス良くトレーニングをすることができそうです。

エアコンの効いた部屋で楽しくトレーニングができる時代が来るなんて最高ですね。時代は変わりました。

ポケモンソードシールドのDLCが発売。ディグダ探しが楽しい!

6月17日、Nintendo Switchソフト「ポケットモンスター ソード・シールド」のエキスパンション・パスが配信されました。

2回に分けて配信される分の第一弾で、有料DLCの販売はシリーズでは初となります。以前からお伝えしている通り、私は有料DLC賛成派ですので、この日を期待して待っていました。

本編の発売から半年以上が経ち、さすがに最近はプレイ時間も落ちていたのですが(あつ森で忙しいから仕方ないね)、やっぱり面白い作品ですよね。

メイン要素である新ストーリーや新ポケモンもさることながら、ポケモンを連れて歩けたり、視点をぐるぐると回したり、確かな進化を実感することができました。

ディグダ探しも地味ながら面白い新要素。隠れているのが151匹なのもにくいですし、セリフがバライティに富んでいるのがまたいい!

そしてもう一つ。6月17日にポケモン関連の新作が発表され、特に「New ポケモンスナップ」のニュースには大いに沸き立ちました。それとは別に、6月24日には大きなプロジェクトの発表もあるとのこと。

当分はポケモンから目が話せない日々が続きそうです。

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【今週のコラム】安易なカテゴリー分けの弊害

意図しないカテゴリーにいきなりぶち込まれることの不快感は、多くの人がもっているんだなと改めて実感する一件が話題になりました。

「美術館女子」は何が問題だったのか。「美術界のジェンダー格差を強化」「無知な観客の役割を女性に」(美術手帖)

「女子は美術品そのものよりも、こういうの(インスタ映え)が好きなんでしょ」的な発想が問題の一つだと理解していますが、こういうのってそこら中にあるよなと思います。

例えばグルメ特集を見ていても、「女子(男子)ってこういうの好きだよね~」という会話が、普通にかわされていますよね。

「いやいや、女子がみんなアボカドやパクチー好きなわけじゃないだろ」と、いつも思うんですけどね。少なくとも、統計データをもって語られているシーンに出くわしたことがない。

インスタ映えを何より大切にしている人が一定数いることを、否定する人はいないでしょう。でも圧倒的多数は、美術品が見たくて美術館に行くし、美味しいものが食べたくてカフェに行く。

「美術館女子」の企画者は、インスタ映えを押し出したことがここまで批判されるとは、思ってもみなかったのでしょう。「僕が考える現代の女性像」に囚われすぎて、それがみんなの心に響くと勘違いしてしまった。

彼らに悪気がなくとも、知らずしらずのうちに「女子はこうあるべき」という価値観を押し付けているんですよね。

SNSや動画メディアなどで多様な価値観が共有され、「国民みんなが好き」「この世代なら知ってて当たり前」という共通語がなくなりつつあるこの時代。

「都会ぐらしで常に流行を追いかけている人」ベースの思考からは、いい加減に離れるべきなんだろうと思います。

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