「Going Medieval」序盤の進め方解説（2）初期防衛＆地下拠点の発展＆機嫌
2021年6月にアーリーアクセスが始まった中世サバイバルシミュレーション「Going Medieval」の序盤の進め方を解説する記事です。こちらは2記事目。1記事目は以下のリンクからどうぞ。
https://hiro-game1414.com/2021/07/14/going-medieval1/本記事は2021年7月13日現在の最新バージョンである「0.5.29.2」の仕様をもとに執筆しています。
初期の防衛は高台ひとつあればいい
おそらく確定イベントですが、春の終わりくらいに新たな開拓者がやってきて、受け入れると数日後に敵の襲来があります。受け入れを拒否すると敵も来ません。やってきた開拓者の能力がいまいちだったらキャンセルもありです。
敵は作業台を狙って進行してくるようです。この時点ではそれほどの強敵ではないのですが、あらかじめ高台を作ってそこから射撃できるようにしておくと、より効率よく撃退できます。このゲームでは、高所からの射撃は射程とダメージにボーナスが付きます。
射撃班2人に弓を装備、近接班には武器と盾を装備させて迎え撃ちましょう。開拓者を選択→「招集」→場所指定で任意の場所に移動させることができます。戦いに勝つと、たくさんの装備と衣類を落としていきます。必要に応じて装備しましょう。
なお、デフォルトの状態では備蓄場に敵の死体が運び込まれてしまいます。開拓者の機嫌にマイナスの効果をもたらしますので、目につかないところに死体置き場を作っておきましょう。
開拓者のイベントは、初回をキャンセルしてもランダムなタイミングで発生します。敵の襲来を伴わないこともあります。（受け入れ時に記載があります。）それとは別に、準備時間なしに敵の襲来が発生することもありますので、防衛をおろそかにすることはできません。
※画像のような迎撃スタイルは、負けはしませんでしたがやたらと時間がかかりました。敵に近いところに壁があったせいかもしれませんし、こちらが密集しすぎたからかもしれません。
初回襲撃以降の防衛拠点づくり
前記事で紹介した地下倉庫づくりを優先しつつ、防衛力を高める作業にも着手しましょう。
射程が長く誰でも装備できる「クロスボウ」が現時点では最強です。鍛冶スキル20でクロスボウに必要な「機械の部品」、大工仕事スキル20でクロスボウが作れるようになりますので、作っては壊す作業を繰り返して経験値を稼ぎましょう。
手っ取り早いのは、拠点を木の壁で囲い、敵の襲来ルートを限定することです。堀を掘るのもいいですが、1年目の前半では難しいので、まずは壁を作るのがおすすめ。現時点では、壁を壊してまで突っ込んでくる敵はいません。
壁で囲んで扉を作り入り口を限定、入口付近にわなを設置してダメージを与えつつ、近くの高台から弓で一斉射撃。これができる体勢が整えば、後は拠点開発と食料確保だけ考えればいいのでぐっと楽になります。
拠点づくりに余裕が出てきたら、堀づくりに取り組みましょう。堀と壁、射撃台を上手に配置すれば、一方的に攻撃できる拠点の完成です。普段は住民が外を行き来しやすいように橋をかけておき、敵が来たら壊してルートを限定するのもありでしょう。
なんらかの条件で敵軍に投石機が加わるようになります。マップ端から攻撃してくるので対処が難しく、拠点を次々と破壊していきます。壁を高くしたり頑丈にしたりして対処しましょう。
拠点に近づいてくる部隊を倒せばいなくなりますので、現時点ではあえて倒しにいく必要はないと考えています。
開拓者の機嫌にも注意
ここまで完了したら、防衛機能を高めつつ地下拠点を充実させ、必要に応じてさまざまな部屋を作っていきましょう。使用頻度の少ない施設は地上でもいいですが、キッチンや食卓は地下のほうがいいかなと思います。投石機から守るのであれば、完全地下拠点が理想です。
忘れてはいけないのがお酒。開拓者の機嫌に影響します。序盤は手持ちでしのぎつつ、研究で醸造台を開放したら近場のアカスグリを収穫して粗野なワインを作っておきましょう。余裕が出てきたら、大麦を育ててエールビールを作るといいでしょう。
2年目になると野生のアカスグリや高草（わらの原料）の位置はリセットされ、1年目より入手しづらくなる印象があります。アカスグリは大麦に取って代わられますが、わらはベットを作るのに必須ですので、常に一定量を確保しておきましょう。
拠点がある程度整い、開拓者の数が増えてくると、研究をしている開拓者以外の労働に余裕が出てくるはず。基本的には農業や狩猟で食料確保に時間を割くのがよいでしょう。「敵のお古」で我慢してきた装備や衣類の作成に取り組んでもいいかもしれません。
夏には熱波、冬には寒波がランダムで発生し、その効果は数日間続きます。異常な気温になりますので、開拓者に外で無理をさせてはいけません。ぶっ倒れて数日間の休養を余儀なくされます。
冬の寒さは、「粘土のフレイジャー」を設置して室温を上げてしのぐことができます。
【終わりに】目指せ城塞都市
現時点では明確な目標はありませんので、この後の進め方は自由です。拠点を改造して防衛力をさらに高めてみたり、中世の城塞さながらの建物を作ってみたり。好きに遊びましょう。難易度を変えたり、違う地形から始めてみたり、地下拠点禁止縛りをしたり、さまざまなシチュエーションで始めるのもよさそうです。
現時点では敵の攻撃パターンが少なかったり、各種パラメーター設定が不自然だったり、なによりクリアがなかったりといったところはありますが、アーリーアクセス中なのでそれは仕方ありません。私個人はそれでも十分に楽しめています。
ロードマップも公開されていますので（スタート画面から確認することができます）、アーリーアクセスとともに進化していく「Going Medieval」の世界を満喫しましょう。（将来的に和風建築MODみたいなのが出たら最高だな…）
