「信長の野望・新生」は2022年初頭に発売。武将AI導入で「大志」の不評を振り払えるか

2021年10月15日

コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションシリーズ最新作「信長の野望・新生」が、2022年初頭に発売されると東京ゲームショウ2021にて発表されました。

前作「信長の野望・大志」の不評からリベンジが果たせるのか、現時点で明らかになっている情報を紹介します。

引用:「信長の野望・新生」公式サイト

前作「大志」は不評。スマホ版リリースの弊害か

現時点での最新作である「信長の野望・大志」は、スマホ版も同時にリリースするという大胆な挑戦に打って出ました。しかしこれが大きな仇となったのはファンなら御存知の通り。

UIをスマホ版に合わせたせいか、主要なファン層がいるPC版では絶望的な操作感。その後のアップデートで改善されはしたものの、発売当初の悪評を覆すまでには至りませんでした。

大名に「志」を設けることにより攻略方法を個性をもたせるなど、評価すべき点もありました。しかし、内政の薄さ、パワーアップキットで悪化した戦闘など、全体としてみれば低評価やむなしの出来と言わざるを得ません。

「ウイニングイレブン」から衣替えして前代未聞の低評価を獲得した「efootball」でもそうですけど、「スマホでも同じようにプレイできる」とアピールするゲームは、ろくなことがありません。

マシンパワーもユーザー層も異なるスマホに合わせるとなると、どうしても要素を簡略化せざるを得ないですからね。本格的な部分を売りにしているゲームで絶対やってはいけないことです。

配下武将がAIで動く。プロデューサーは「創造」の小笠原氏

そこで最新作「新生」です。対応機種は現時点で明らかになっていません。当面の注目はスマホ対応の有無。なければ大志の呪縛からは解き放たれることでしょう。プロデューサーには評価の高かった「創造」の小笠原賢一氏が就任し、ファンの期待が高まっています。

売りとしているのは「AI」です。今まで配下の武将は基本的に、大名であるプレイヤーが指示を出したとおりに行動するのみでしたが、自ら進軍したり領地を発展させたりすることもあるようです。武将たちには城や郡を知行として与えることができます。

全国が一枚マップで表現され、戦闘はそのマップ上と戦場で指揮する「合戦」の2タイプがあります。合戦では、進軍ルートや要所の制圧が戦況に大きく左右します。

引用:「信長の野望・新生」公式サイト

戦闘や内政、外交など細かいところは現時点で明らかになっていませんので、今後の情報を待ちたいところです。直近では、10月26日20時から「シブサワ・コウ40周年記念番組秋の陣」の放送が予定されていますので、こちらで何らかの情報が明らかになるものと思われます。

【終わりに】いつも期待はしているけど

長年の信長の野望ファンの私から見ると、「信長の野望・新生」は期待できる部類の作品です。もちろん今後の情報次第ですけどね。

最近はインディーズレベルでも良質なシミュレーションゲームが多数出ていますから、高額かつパワーアップキットまで完成とは呼べない信長の野望シリーズは、評価はどうしても厳しくなります。

戦国時代を描くシミュレーションゲームとしては唯一無二の存在ですから、まず発売時点で十分に楽しめるものであることを期待したいと思います。