Switch2のドックは何が変わった?冷却機能や有線接続など気になる点を解説
2025年6月5日に発売されるNintendo Switch2。Switch2でも、TVモードで遊ぶ際に本体をセットするドックが、本体購入時に付属します。
この記事では、Switch2のドックはどんなところが新しくなっているのか解説します。冷却機能や有線接続なども紹介していますので、発売前に確認しておきましょう。
Switch2ドックの外観

Switch2のドックの変更点
サイズが大きくなった
Switch2のサイズが大きくなったことに合わせて、ドックのサイズも大きくなっています。
サイズ | 重さ | |
Switch | 縦104mm×横173mm×厚さ54mm | 約327g |
Switch2 |
縦115mm×横201mm×厚さ51.2mm
(縦は足部2.0mmも含む) |
約383g |
4K/HDR対応
TVモードでのプレイは、最大4Kの画質に対応します。(ゲームソフトやテレビ、モニターが4Kに対応している必要があります。)
また、明るさをより繊細に表現できるHDRにも対応しています。
LAN端子がついた
Switchのドックは、オンラインでプレイしたりダウンロードしたりする際に、デフォルトでは有線接続に対応しておらず、「有線LANアダプター」を購入する必要がありました。
しかし、Switch2ではドックにLAN端子が付いているため、LANケーブルを直接差し込んで有線接続することができます。
無線接続で遊べないというわけではありませんが、有線接続のほうがより安定した通信環境でオンラインプレイを楽しめますので、これはうれしい改良です。
放熱ファンがついた
Switch2はSwitchと比べてスペックアップが図られています。内部のチップは熱をもつと動作が悪くなるため、それを効率よく冷やす仕組みが必要となります。
そこで、Switch2では本体に加えてドックにも放熱ファン(冷却ファン)を内蔵し、長時間のプレイでも本体性能を安定して引き出せる構造としています。
また、底部にはメッシュ状の穴が空いており、熱を逃がす仕組みはかなり強化されています。
画面設定の切り替えも自動で
従来のSwitchと同様、本体の電源を入れたときにテレビの電源が自動で入り、入力も自動で切り替わる「CEC」に対応。
Switch2ではそれに加え「ALLM」にも対応します。ALLMに対応するテレビでは、ゲームに適した設定に自動的に切り替わります。
ドックは購入すべき?
Switch2のドックは、Switch2用ACアダプターとウルトラハイスピードHDMIケーブルがついて、希望小売価格14,980円(税込)です。
ドックは本体購入時に付属するため、基本的には購入する必要はありません。
故障した場合のほか、例えば1台のSwitch2を複数の部屋でTVモードで使うとき、接続し直すのが面倒だという場合には、2台以上のドックが活きてくる場面もあるでしょう。
複数台のドックが必要となるケースはかなり限定的と言えます。