Switch2は「microSD Expressカード」のみ使用可。でも転売屋から買わなくていい3つの理由

2025年6月5日に発売される任天堂の新しいゲーム機「Nintendo Switch2」。

ダウンロードしたゲームデータやセーブデータを保存するためには、本体保存メモリーのほか、外付けのmicroSD Expressカードに対応しています。

microSD Expressカードは、オンラインストアなどではすでに転売屋と見られる買い占めが発生していますが、慌てて購入する必要はありません。その理由を解説します。

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microSD Expressカードとは

microSD Expressカードは、データの読み出しや書き込み速度が向上したmicroSDカードの新しい規格です。大幅にスペックアップしたSwitch2の性能を引き出すために採用されました。

そのため、Switchで使用していた通常のmicroSDカードを、Switch2で使用することはできません。

microSD Expressカードは、カード表面に「microSD」と「EX」の2つのマークが表示されています。よく似た名称の「Extreme」や「EXCERIA」などと間違えないよう注意しましょう。

引用:nintendo.com

microSD Expressカードを転売屋から慌てて買う必要がない理由

Switch2本体が大容量

Switch2の本体メモリ(ストレージ)は256GBと、かなり大きい容量を備えています。通常のSwitchが32GB、有機ELモデルが64GBであることと比べても、その違いは一目瞭然です。

直近で発売される注目作品のダウンロード容量(予定)を見てみると以下の通り。最重量クラスと予想される「サイバーパンク2077 アルティメットエディション」でも余裕で足ります。

タイトル DL容量
マリオーカート ワールド 23.4GB
ドンキーコング バナンザ 10.0GB
サイバーパンク2077 アルティメットエディション 56.8GB
Street Fighter 6 Years 1-2 ファイターズエディション 最大50GB

今後、さまざまなソフトをダウンロードしていけば、いずれはmicroSD Expressカードの購入が必要になってくるとは思いますが、少なくとも発売後数か月のレベルでそれが必要になる人は、ほとんどいないでしょう。

引用:nintendo.com

公式商品の販売もある

Nintendo Switch2用のMicroSD Expressカードのライセンス商品は、マイニンテンドーストアや任天堂ゲーム取扱店で販売されます。

メーカーはサムスンとサンディスクで、容量はいずれも256GB。マイニンテンドーストアでの販売価格はいずれも6,980円(税込)です。Switch2での採用発表前の市販価格と比べても割安です。

マイニンテンドーストアでは、Switch2本体の抽選に当選した人向けの優先販売も行われますので、運よく当選した人はこちらを利用するのが確実です。

引用:nintendo.com

品揃えの充実が予想される

動作が保証されているライセンス商品を利用するのが確実ですがが、手に入りづらい状況であれば、ライセンス商品にこだわらず購入するのも選択肢のひとつです。もちろん、信頼できるメーカーに限りますが。

執筆時点では、転売屋の影響でAmazonでの販売価格は狂っていますが、これは間違いなく落ち着いてきます。

Switch2に採用されることが発表されるまで、MicroSD Expressカードに対応した機器が少なかったこともあって需要は少なく、各店舗ともそれほど多くの在庫を抱えた状況ではありませんでした。

しかし、Switch2に採用されることが判明したことで、メーカーは生産体制を強化するでしょうし、各店舗でも在庫を強化する動きが出るでしょう。

そうなれば、MicroSD Expressカードはまともな価格で販売されるようになります。転売屋から高値で買う必要はありません。

Nintendo Switch

Posted by hiro