Yahoo!フリマ、新作ゲームソフトの定価以上での販売を禁止へ。高額転売対策に一歩踏み込む

LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)が提供するフリマアプリ「Yahoo!フリマ」は、11月13日(木)からゲームカテゴリにおいて「新作ゲームソフトの定価以上での販売を一定期間禁止する取り組み」を、二次流通市場で初めて導入することを発表しました。

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高額転売対策でメルカリをリード

昨今、さまざまな商品の高額転売が問題視されています。特にゲーム関連はターゲットになりやすいカテゴリーのひとつであり、PlayStation5やNintendo Switch2、ゲームソフトなどで高額転売が繰り返されてきました。

Switch2本体の販売においては、メルカリなど規制に慎重なフリマサービスがある一方、ヤフオクやヤフーフリマでは出品自体の販売を当面禁止とする対応を取り、一歩進んだ転売対策に取り組んできました。

今回の「新作ゲームソフトの定価以上での販売を一定期間禁止する取り組み」についても、その延長線上にあるものと言えるでしょう。

なお、メルカリでは後の検証作業において、「Switch2の出品も禁止すべきであった」とし、今後は価格の乱高下やトラブルの多発が予想される物品の出品禁止を行うルールを設けるなど、対応の変更を決定しています。

個人や小規模事業者が物品を売買しやすい環境が広がったことで、社会的な問題へと発展している高額転売。販売するメーカーの対応が進む中で、プラットフォーム側の責任も問われるのは、当然のことと言えるでしょう。

一般的な物品の高額転売は法律で規制されていないとは言え、転売対策の有無が消費者の評価につながる空気感は年々強くなっているだけに、今後も各社の取り組みが注目されます。

Yahoo!フリマ、エンタメ商材をより安全・安心かつお得に楽しめる新たな取り組みを開始(LINEヤフー)

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Posted by hiro