【マイクラ】Java版1.20.2アップデートにてモブの攻撃範囲に変化。トラップの見直しが必要になる可能性も
マインクラフト(マイクラ)のJava版1.20.2アップデートでは、司書の取引するエンチャントの本のバイオーム固定、ダイヤモンドの生成量増加などの変更が予定されています。
新たに公開されたスナップショット23w33aにて、同じアップデートでモブの攻撃が変更される予定であることが明らかになりました。この変更は、プレイヤーが直接倒す系のトラップに影響を与える可能性があります。
アップデート内容について詳しく解説します。なお、現時点において統合版で同じ変更が行われるかは不明です。
見た目と実際の攻撃範囲を合わせる変更に
このアップデートでは、モブがプレイヤーや他のモブを攻撃するかどうかを決定するための計算が変更されます。
現在の仕様では、モブの攻撃範囲は水平方向の幅のみによって決定されていましたが、このアップデートの適用後には、高さも影響するようになります。
具体的な事例がいくつか紹介されています。
- モブが完全にプレイヤーの下にいる場合、または完全にプレイヤーの上にいる場合、プレイヤーに攻撃が当たることはない
- 馬のような中型のモブに乗っている間は、子どもゾンビのような小型のモブから守られる
- ラクダのような背の高いモブに乗っている間は、ゾンビのような通常サイズのモブから守られる
- ラヴェジャーは、数ブロックの厚さの壁を通り抜けて攻撃することはできなくなる
- エンダーマンから逃げるには、現在の1.5ブロックではなく、少なくとも3ブロック上空にいる必要がある
- プレイヤーの頭が範囲内にあれば、モブはヒットボックスの下側でプレイヤーを攻撃できるようになる
- 敵モブを集めて倒すトラップは、安全なように調整する必要があるかもしれない
今回の変更は、プレイヤーの攻撃範囲には影響しません。また、モブがプレイヤーなどターゲットを攻撃するには、現在と同じく視界に収まっている必要があります。
この新しいシステムは、より直感的で一貫性のある挙動をもたらすことになるだろうとしています。
感想
今回の変更は、1.20でラクダが実装されたことと関係しているのではないかと見ています。
ラクダに乗っているとき、ゾンビやハスクなど中型の敵の攻撃は届かなくなりました。高さによって攻撃の当たり判定を変える仕様を、ラクダだけではなくすべてのモブに広げるのが今回のアップデートでしょう。
プレイヤーにとって有利な面も不利な面もありますが、見た目と実際の挙動を一致させるいい変更ではないかなと思っています。
なお、今回のスナップショットでは、スキンやネームの報告機能、バグ修正などが行われています。興味がある方はチェックしましょう。
Minecraft: Java Edition – Snapshot 23w33a