ヒトの進化を追体験するオープンワールド「Ancestors: The Humankind Odyssey」が面白そう
私が以前から気になっていた、PC/PS4/XboxOne向けのオープンワールドゲーム「Ancestors: The Humankind Odyssey」。
これまでに公開された3本のトレーラーから、謎多きゲーム内容を整理したいと思います。
基本情報
発売日・対応機種
- EpicGamesStore(PC):2019年8月27日
- PS4・XboxOne:2019年12月
価格
PC版:4,380円(税込)
必要スペック
最低 | 推奨 | |
OS | Windows 7 Sp1 64-bit | Windows 10 64-bit |
GPU | GeForce GTX 760 (4GB) or Radeon HD 7950 (3GB) | GeForce GTX 980 (4GB) or Radeon RX 480 (8GB) |
CPU | Intel Core i5-2500K or AMD Phenom II X6 1100T | Intel Core i7-4770K or AMD Ryzen 5 1600 |
ストレージ | 8 GB | 8 GB |
人類の進化を体験するオープンワールドアドベンチャー
引用:「Ancestors」ストアページ(EpicGamesStore)
本作は、「アサシンクリード」開発者のひとりが手掛ける、オープンワールドアドベンチャーゲームです。
舞台は、人類が誕生する頃の新第三紀のアフリカ。美しい自然と危険に満ちあふれた大地の中で、サルからヒトへの進化を追体験する作品です。
木と木を渡る「パルクール」も本作の醍醐味です。初めのうちは、地上には敵も多いですからね。木や崖を自由に登れる作品は少なくありませんが、サル(ヒト)としてそれをできるのは、あまり記憶にありません。
本作には、「獲物から捕食者になる」というコンセプトがあります。初めは動物たちに狙われる存在ですが、身近にあるものを使って局面を打開し、やがてはさまざまな能力を駆使して獲物をとらえ、厳しい自然の中を生き延びます。
キャラクターには、食、水、睡眠の3つのステータスが存在しています。詳細は不明ながら、無制限に行動できるわけではないことは間違いないでしょう。
「恐怖」の概念もあり、恐怖を感じるシーンでは画面が見づらくなります。ドーパミンを集めてそれを克服し、新たな段階に踏み出すことで、進化への道筋が見えてきます。
能力を取得し次世代につなぐ
引用:「Ancestors」ストアページ(EpicGamesStore)
プレイヤーの操作するキャラクターは、石同士をぶつけるなどのアビリティをこなすことでそれを獲得し、「神経発達メニュー」からアビリティやスキルツリーを伸ばすことができます。
プレイ内容によって新たな神経系が発生し、新たなスキルの獲得につながります。進化の方向性はひとつではなく、プレイヤーによって異なる特徴を持ったヒトへと進化していくことになるようです。
キャラクターのスキルツリーを伸ばし、次の世代に育て進化へと導くのが目的になるというこの作品。映像には子供を背負って行動するシーンもありました。
ときには勇気をもって危なそうな食べ物を食し、それに耐えうる性質を子孫に受け継ぐ必要があります。私たちの祖先が、勇気と知恵をもってさまざまな食糧を現代に残したように。
一族で生存・進化する
引用:「Ancestors」ストアページ(EpicGamesStore)
プレイヤーは、ひとりのキャラクターだけを操作するわけではありません。グループのキャラクターを切り替えながら、グループとしての生存や進化を目指し、最終的にはアウストラロピテクスを目指すことになります。
グループが大きければ食料の確保は困難になりますが、生き延びられる可能性は高まります。その時々の能力により、適切な規模のグループを形成していく必要があるでしょう。
ときには一族に勧誘することもできます。食べ物を与えたり、毒を治してあげたりすると、一族に加わってくれることがあります。
最少人数でクリアを目指すしばりプレイも、それはそれで面白そうですけどね。
【終わりに】あまりないタイプの舞台設定に期待が高まる
「Ancestors: The Humankind Odyssey」は、一風変わったオープンワールド体験ができる作品です。
このレベルから「人類の歴史」を追体験できるゲームはあまりなかったように思いますので、かなり期待しています。
ついでに言えば、PCゲーム先行リリースの作品で、最初から日本語に対応しているのはうれしい限りです。