今週話しておきたいゲームのこと(2020年2月29日号)。~ 電撃PlayStationの定期刊行終了など2本~
新型コロナウイルスの影響が、世界各地で開催されるゲームイベントにも波及しています。
小中高校も春休みまで休業の要請が出されましたが、学校現場を知っている人間として、この後起こるであろう大混乱に同情を禁じえません。
受験生でない学生の皆さんはそんなこと気にせず、勉強したりゲームをしたり動画を見たりして、家でおとなしく過ごしましょう。
さて今週も、今話しておきたいちょっとしたゲームの話題をまとめました。
ドラゴンクエストXにブラウザ版登場
2020年2月25日、オンライン専用ゲーム「ドラゴンクエストX」のブラウザ版がサービスを開始しました。
HTML5に対応したブラウザであれば、PCでもスマホでも同じようにプレイすることができます。ChromeやSafari、Edgeなど主要なところは対応していますので、ほとんど問題ないでしょう。
HTML5では、スマホアプリと変わらないクオリティのゲームが製作可能とされていますが、現状ではそれに至っていません。現時点で提供されているのは、「ちょっとリッチなブラウザゲーム」程度。
ドラクエXというビッグタイトルが成功例を示すことができれば、流れは変わっていくのでしょうか。注目しておきたいところです。
月額課金制、かつ通信量の負担もそれなりにありますが、初めてプレイする方は72時間の無料プレイがありますので、気になる方はこの機会に体験してみてもよいでしょう。
ちなみに私は、ドラクエのナンバリング作品ではドラクエXだけプレイ経験がありません。
電撃PlayStationの定期刊行が終了へ
主にPlayStation関連の情報を扱うゲーム専門誌「電撃PlayStation」(電プレ)の定期刊行が、2020年3月28日発売のVol.686をもって終了することが明らかになりました。
創刊は25年前、初代PlayStationの発売とともに誕生した歴史ある雑誌が、幕を下ろすことになります。
お世話になった雑誌ですので残念な気持ちもありつつ、今の時代を考えると、
- 月に一回では情報が遅れがち
- 攻略情報は攻略サイトのほうがすぐにまとめる(精度はともかくとして)
- 自社で情報を配信するゲーム会社が増えた
- そもそも紙の雑誌を読まない
などの状況がありますので、存在意義は薄れているかなとは思いますね。
ファミ通、電プレなどのゲーム雑誌を発売日ごとに読み漁っていた頃が懐かしくなりました。