スポーツ生中継サービスのダゾーンがやってくる!スポナビライブと徹底比較!

2019年8月9日

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三代目JSBのみなさんが出演する「スポナビライブ」のCMが好評ですが、その強力なライバルとなるスポーツ生配信サービスがイギリスからやってきました。その名も「ダゾーン(DAZN)」です。

スポーツに特化したライブ中継サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」(英Perform Groupが展開)が8月23日、日本でサービスを開始した。(東洋経済)

従来からあるスカパー、WOWOWをはじめとして有料スポーツ放送が増えてきましたが、ひとまず新興サービスふたつを比較してみました。

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ダゾーンはこんなサービス

ダゾーンはイギリスの会社です。スポーツ配信サービスはスタートしたばかりで、8月10日にスタートしたドイツ、オーストリア、スイスに続いて、日本が4カ国目のサービスとなります。
ダゾーン
モバイル、タブレットを始めとしてスマートテレビ、パソコン、ゲーム機(今後対応)で視聴可能。家でも外でもスポーツ中継を楽しむことができます。

楽しめるスポーツは130試合以上、年間では6000試合以上を視聴することが可能です。

徹底比較!ダゾーンVSスポナビライブ

それでは、両者を比較してみましょう。

料金・視聴サービス一覧

ダゾーン スポナビライブ
料金(税抜) 1750円 ソフトバンクユーザー:500円
それ以外:3000円
プロ野球 横浜、広島主催試合 広島、巨人を除く10球団の主催試合
MLB 放送あり(概要不明) 1日4試合
サッカー(国内) J1~J3リーグ全試合 なでしこリーグ
サッカー(海外主要リーグ) ドイツ・ブンデスリーガ
イタリア・セリエA
フランス・リーグ1
イングランド・プレミアリーグ
スペイン・リーガエスパニョーラ
テニス ATP250 ATP250
そのほか バレー・Vリーグ
総合格闘技
バスケット・NBA
アメフト・NFL

など

大相撲
バスケット・国内リーグ
ヨット・アメリカズカップ

料金に関しては、

スポナビ(ソフトバンクユーザー)<ダゾーン<スポナビ(ソフトバンクユーザー以外)

という感じ。ソフトバンクのスマホを利用している人が圧倒的にお得ですね。

【追記:2017年2月9日】
ダゾーン、スポナビライブの新たな料金体系が発表されました。詳しくはこちらの記事で。

DAZN&ドコモの強力サービスが発表に。スポナビライブ&ソフトバンクも新サービスで迎え撃つ

視聴サービスですが、これはどのスポーツを特に視聴するかによって違いがでそうです。
例えばサッカーであれば、ダゾーンはJリーグにブンデスリーガ、セリエAなどに対して、スポナビライブではプレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラと分かれています。

プロ野球であれば、たくさん見られるのはスポナビライブですが、広島主催試合を見られるのはダゾーンです。
ダゾーン2
ほかには、ダゾーンはとにかくコンテンツが豊富なのが魅力でしょう。表にまとめたもの以外にも、ダーツ、ビリヤード、ボーリングなどテレビではなかなか放送されないスポーツが楽しめる点に魅力を感じる方もいることでしょう。

ただし、こういったサービスを選ぶ際に視聴できるコンテンツの多さを最優先する方は少数でしょう。ほとんどの方は、「自分が見たい試合が見られるか」に重点を置くと思います。

視聴環境

ダゾーンは先ほど書いたようにあらゆるデバイスに対応しています。一方で、スポナビライブはスマートフォン、タブレットのみ対応ということで、視聴環境の幅広さはダゾーンの圧勝です。

スポナビライブを大画面で見ようとした場合、Amazon fire stickなどのデバイスを利用して、スマホからミラーリングする必要があります。詳しくは以前書いた記事で。

「スポナビライブ」ソフトバンクユーザーなら月額500円でプロ野球など見放題の最強サービス!

ダゾーンの場合、スマートテレビであれば直接視聴できますが、こちらもAmazon fire stickを使えば通常のデジタルテレビで視聴可能です。ただしこちらの場合は、ミラーリングではありません。Amazonのアプリストアから対応アプリをダウンロードすることで視聴可能ですので、スマホ画面を動画に固定することなくテレビ視聴することができるのです。

スポナビライブの視聴がスマホ、タブレットのみとなっているのは、ソフトバンクスマホの販促の一貫という側面があるからでしょう。

【追記】
スポナビライブのChromecast対応が発表されました。詳しくはこちらの記事で。

【朗報】スポナビライブがPC/Chromecast対応で大画面化!半額キャンペーンも延長!!

【最後に】ダゾーン優勢だが戦いは続く・・・はず

ダゾーンの襲来を受けて、先発サービスにスポナビライブと比較をしてみました。
コンテンツの好みは個人差がありますからなんともいえませんが、料金や視聴環境ではダゾーンが一歩上という印象があります。とはいえ、ライバルとなりうるサービスには徹底的に対抗してきたソフトバンクですから、なんらかの対抗策を打ち出す可能性はあります。

先輩格のスカパー、WOWOWを含め、有料のスポーツ中継市場が熱くなっています。もはや民放に期待する時代ではないのでしょうかね。オリンピック中継でもNHKとの差をまざまざと見せつけられましたし。

ちなみにどうでもいいですが、タイトルを考えるにあたって「ダゾーンがやってきたぞ~ん」が頭をよぎりましたが、5秒でボツにしました。