マイクラにパズドラ、スプラトゥーン・・・ この10年で革新的だったと思うゲーム6選
ねとらぼさんでこんな記事を見かけました。
とあるゲーマーの投稿がきっかけとなって、「ここ10年で発売された革新的なゲーム」について盛り上がっているようです。
そこで私も乗っかって、私が思う革新的なゲームについて考えてみました。条件としては、
- 独自性がある
- 十分にヒットした
- シリーズものは第一作のみを対象
を設定しています。あくまで個人的な意見なので、大目に見ていただければと思います。
マインクラフト(マイクラ)
私が考える中でもっとも革新的なゲームが、「マインクラフト」です。
あらかじめ用意されたフィールドを冒険するのが当たり前だったゲームの世界に、大きな衝撃を与えました。
なんといっても、現実と同様に地形を自由に削り取ることができるのですから。
得られた資源を利用して建物を作ったり、冒険に出かけたり。一応ボスらしき存在はあるものの、それを倒すことは必ずしも大きな目的ではありません。
自由度が高すぎるゲーム性は、これまでゲームにそこまで親しみをもっていなかった人もとりこにしました。
その影響はゲーム内にとどまらず、日本におけるYouTubeゲーム実況をメジャーな存在にした最大の功労者と表現しても過言ではないでしょう。
プラットフォームを乗り越えてのマルチプレイが注目されるようになったのも、マインクラフトの貢献が大きいと思っています。
PUBG
ここ数年で一気にメジャーなジャンルへとのし上がったバトルロイヤルゲーム。その原型を作ったのが「PUBG」です。
最大100人のプレイヤーそれぞれが生き残りを目指して戦い、最後の一人のみ(あるいはチーム)が勝利となるこのゲーム。
簡単に勝たせてくれないゲーム性は逆に、勝てた時の大きな喜びとなり、またプレイしようというモチベーションにつながります。
「フォートナイト」「荒野行動」なども続々と参戦し、執筆時点では「Apex Legends」が大きな話題を集めています。
今後FPS/TPSのジャンルは、バトルロイヤルが基本になっていくのではないかと感じさせる勢いがあります。
パズル&ドラゴンズ(パズドラ)
日本のスマホゲームを語る上で絶対欠かすことができないのは、「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)でしょう。
パズドラ以前とそれ以降では、スマホゲームの性質ががらりと変わりました。
それまではガラケー時代の延長線上で、いわゆる「ポチポチゲー」が中心だったスマホゲーム。
パズドラが取り入れた中毒性の高いパズルは、スマホゲームの世界にとって大きな衝撃でした。
ガチャとゲーム性を巧みに融合させたことで、パズドラをリリースしたガンホーの業績はうなぎのぼりに。
第二第三のパズドラを目指して、スマホゲームの開発競争が始まりました。
Ingress/ポケモンGO
これはどちらにするか悩みましたが両方で。先にリリースされたのはIngressであり、リアルワールドとスマホゲームの見事な融合を見せてくれました。
ただIngressは一部の流行にとどまっていましたし、その流れの先にあるポケモンGOの爆発的ヒットは、やはり見逃すことはできません。
歩くことがゲームを進める重要な要素になるというのは、じっとしてプレイするのが当たり前だったコンピューターゲームの世界に衝撃を与えました。
ポケモンGOリリース直後には、多くの人々がポケストップを求めて歩く姿がニュースでも報道されました。
ときには過剰にも思える批判もありましたが、それも人気の証拠でしょう。
リリースから数年が経過してもなお愛され、特に日本では中高年が多くプレイするというスマホゲームとしては異例の展開も、革新的と表現するに十分値します。
スプラトゥーン
FPS、あるいはTPSというと、リアルなグラフィックで激しく撃ち合い、ときには血しぶきが飛び散る生々しさが特徴でした。
そういうのが好きだというプレイヤーも多い一方で、特に女性や子どもを中心に、近づきがたい、あるいはプレイさせられないゲームという認識のあるジャンルでした。
それを一変させたのが「スプラトゥーン」です。グラフィックはポップなものであり、持っている「ブキ」もインクを放出するものです。
敵を倒す要素はありますが、最終的にはより多くのインクを塗ったチームの勝ちというルールも、分かりやすさと安心感を与えました。
【終わりに】次の10年も楽しみ
この10年で革新的だったと思うゲームを、私なりの視点で挙げてみました。
自分が触れていない作品は入れていませんので、実際はもっといろいろあることでしょう。見落としている作品もあるかもしれません。
こうしてみると、モバイル対応の作品が多いですね。スマホの急速な発達は、ゲームの世界にも大きな影響を与えました。
またVR作品も、その注目度の割には大きなヒットを生み出すことはありませんでした。やはり価格は大きなネックになっているのでしょう。
次の5年、10年でどんなゲームが登場するのか。一ゲームファンとして今後も見守り、そして楽しんでいきたいと思います。