ニンテンドーダイレクトの放送なし期間が話題に。でもまだ騒ぐ時期じゃない理由

「Nintendo Switchの発売以来、ニンテンドーダイレクトの放送なし期間が最長を更新した!」と海外で話題になり、日本でも一部メディアが報じています。

新作情報というのはいつもワクワクするもので、特にニンテンドーダイレクトは、他社の放送をはるかに凌ぐ盛り上がりを見せます。

私も待ち遠しく思っている一人ではありますが、今回のはちょっと騒ぎ過ぎかなと思わないでもありません。

ニンテンドーダイレクトが全然放送されていない件について、データを見ると気にするほどの時期じゃないよという話と、なんでこんなに話題になるのかという話をします。

ニンテンドーダイレクト
引用:Nintendo Direct 2019.9.5(Youtube)

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過去放送のデータを見ると騒ぐのはまだ早い

ひとつは、そもそもSwitchの発売自体が2017年の春であり、対象期間があまりにも短いこと。

もうひとつは、もともと年内最後から年内最初の放送のスパンは長いこと。直近の例を紹介すると、


2017年9月14日-2018年3月9日
2018年9月14日-2019年2月14日
2019年9月5日-2020年?

こうして並べてみると、確かに未放送の期間は長いような気がするものの、例年とそれほど大きな違いがあるわけではないことが分かります。

また話題になった集計方法では、ミニバージョンの放送も含めているため、そもそもどうなのかという疑問は残ります。

新作発表がないから話題になった?

なぜこのようなことが話題になるのか考えてみると、2020年3月の「あつまれ どうぶつの森」以降、新作タイトルが発表されていないのが原因でしょう。

「あつまれ どうぶつの森」を除き、現時点で任天堂からの発売が発表されている作品は3本。


2020年3月6日:ポケモン不思議のダンジョン救助隊DX
2020年:ファミコン探偵倶楽部
2020年:ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション

いずれもリメイク作品です。新作の情報がほしいという欲求は、かなり高まっていると推測されます。

とはいえ我々にできるのは、ニンテンドーダイレクトの放送を待つことだけ。新型コロナウイルスの影響も気になるところではありますが、ひとまずは2020年にどんな作品が発売されるのか、予想して楽しんでみてはいかがでしょうか。

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