今週話しておきたいゲームなどのこと(2020年11月14日号)~転売屋対策にはもう法整備しかないのでは(お知らせあり)~

一週間で気になったゲームの話題と、それ以外で日々私が感じていることを書き連ねていく連載コーナーです。

スポンサーリンク

転売はどうしたらなくなるのか

今週はXbox SeriesX/SとPlayStation5が発売となりました。それに関してはこちらの記事でお話していますのでどうぞ。

そして案の定、転売屋がわらわらと湧いています。PS5に関しては抽選販売の形式をとったショップも多かったのですが、Amazonなどフリー販売をしたショップもあり、転売屋にもそれなりの数が渡ってしまったのでしょう。

ゲーム機やソフトなどの転売に関して、それを規制する法律はありません。そうである以上、対策は各ショップ、あるいはAmazonやヤフオク、メルカリなどに委ねられています。

Amazonは転売屋とおぼしき出品を削除し、ヤフオクは出品削除の可能性もあると警告していますが、メルカリは事実上の放任で、各社のスタンスの違いが表れています。

「転売屋から買うことが彼らを助長する」というのは正論ですが、しかし高額を払ってでも手に入れたいという人を止めることはできないんですよね。

ただし、「チケット不正転売禁止法」が制定されたように、転売規制を求める世の中の声が高まれば、今後流れが変わる可能性もあります。重要になるのはやはり、ゲーム業界からの働きかけでしょう。

自由経済との兼ね合いで難しい面はあるのでしょうけども、商品の販売開始から一定期間は転売を禁止するような法整備があってもいいというのが個人的な思いです。

【お知らせ】パワプロ動画について

私はYoutubeに動画チャンネルを開設しています。そのメインコンテンツが「パワプロ」でした。

ただし今年の夏以降、KONAMIは個人の収益化に関して許諾を出していないことが話題になっています。

私のチャンネルは現時点で収益化されていませんが、メインコンテンツの収益化が不可能な状態ではモチベーションも上がりませんので、パワプロ関連の動画はすべて削除させていただく運びとなりました。

【関連記事】
【その他】著作物の利用について教えてください(KONAMI)

KONAMIの方針に関して、著作物の権利者がその利用方法を決めるのは当然のことですので不満はありません。規約を十分に確認していなかった私のミスです。

ここ最近動画投稿が途絶えていたのはこの件があったからです。決してネガティブなコメントで落ち込んでいたわけではありません。顔の見えない相手に平気で罵詈雑言を飛ばす人を気にするのは時間の無駄ですから。

これまでに投稿したどの動画も思い出に残っていますが、やはり一番は、多くの方に見ていただいたパワポイントの動画です。温かいコメントありがとうございました。

今後の動画投稿ですが、方針の練り直しとモチベーションの回復に時間がかかりますので、しばらくお休みかなと思っています。また再開した時はよろしくお願いいたします。

created by Rinker
コナミデジタルエンタテインメント
¥2,200 (2024/04/25 08:44:13時点 Amazon調べ-詳細)

created by Rinker
コナミデジタルエンタテインメント
¥1,500 (2024/04/25 08:44:13時点 Amazon調べ-詳細)

【今週のコラム】ランキングサイトの存在意義

今年から青色申告は電子申告でないと控除が減らされるとのことで、マイナンバーカードを作成しました。

一部Android端末であればスマホで読み取って確定申告に使えるとのことですが、私はiPhoneですのでカードリーダーが必要になります。

めんどくさいなあと思いつつ、2,000円程度の出費と10万円の控除を比較したら、もちろん購入しないという選択肢はありません。これがデジタル化ってやつか!

というわけでググって探していたのですが、「おすすめカードリーダー10選!」みたいな記事に出くわしました。

最近は大体の商品でこんな記事に当たりますよね。作成しているのはいずれも特定のサイト運営者です。

私は昔から、あらゆるランキングを信用していません。特に調査対象や方法が示されない、あるいは人数が十分でないものは、参考程度にとどめておくべきものだと思っています。

テレビなんかを見ていると、「そのランキングどうやって出したの?」と言いたくなるものばかりですが、それはネット上も同じ。

大体の場合において、ネットショッピングサイトの売上ランキングをそのまま転記しただけだったりします。まだ根拠があるだけマシですけど、割引等で一時的に売上が伸びていただけかもしれませんし。

そもそも「おすすめ」とうたっている以上、売上ランキングをそのまま紹介するのは趣旨が違うよねと思ってしまいます。

この手の記事は総じて、クラウドワークスあたりで文字単価1~2円で募集したライターが執筆しています。そういう人たちが実際に購入して使用感を確かめているわけがなく、ネットの商品説明を読めば分かることを書くだけになるんですね。

定期的に話題になる掲示板系まとめサイトや、ゲームのスカスカ攻略サイトと比べればまだ有害さは薄いものの、有益かと言われると微妙なところ。なんせ、ネットショッピングサイトを見れば分かることですから。

本来は実際の使用感を書いた記事が上位に来るようなアルゴリズムであってほしいものですが、現状は「規模」が重要な判断材料になっているようですから、それも難しいのでしょう。

カードリーダー程度であればそうそう失敗することもないですが、万を超える買い物となるとやっぱり慎重になりますからね。レビュー系Youtuberやブロガーが重宝される理由がよく分かります。(ただし「PR」は除く。)

スポンサーリンク