「信長の野望 新生」は2022年7月21日発売。最新作は家臣自らが考えて動く
歴史シミュレーションゲーム「信長の野望 新生」の発売日が、2022年7月21日に決定しました。対応機種はPlayStation4/Nintendo Switch/PC(Windows)です。
スマホ対応が足を引っ張った前作から一新、シリーズの中でも高い評価を得た「創造」の小笠原賢一氏がプロデューサーを務め、配下武将が自ら考えるシステムを大きな特徴としています。
本記事では、最新作のポイントを紹介します。
引用:「信長の野望 新生」公式サイト
知行システム
他国から奪い取った土地は、内政や合戦で勲功を獲得した家臣に「知行」として与えます。知行を与えられた家臣は、プレイヤー大名に代わり領主としてその土地を発展させます。もちろん、大名が直接指示を下すことも可能です。
領地は城を中心に周辺の郡を束ねた形で支配します。城には城主が、郡には領主がおり、大名であるプレイヤーは家臣の能力や個性、相性などを考慮して領地を与えます。
引用:「信長の野望 新生」公式サイト
家臣には身分があり、任命できるポジションは身分によって異なります。身分は勲功をためると上がりますので、良いポジションにつけたい家臣は積極的に活躍させてあげましょう。
家臣たちは、勢力の状況を自ら判断して施策を「具申」として提案します。武将の登用から領地拡大、開発投資などさまざまな内容の具申を、大名として取捨選択して実行します。
引用:「信長の野望 新生」公式サイト
戦闘
出陣の命令を下すと、城主は部隊長として周辺の領主を引き連れて出陣します。大兵力が通りづらいルートがあったり、敵の防衛設備があったりして、選択によっては大きな損害を被ることもあります。部隊長は自ら判断して動きますが、大名として指示を与えることもできます。
引用:「信長の野望 新生」公式サイト
大名は城主に対して、敵城攻略の準備を命じることができます。命じられた城主は軍備を開始し、完了すると臨戦態勢となって部隊の能力が上昇します。戦闘時の勝率は高くなりますが、その間は領地の発展が停滞しますので、軍事と内政のバランスを考えて動きましょう。
引用:「信長の野望 新生」公式サイト
合戦
敵との戦闘時、「合戦」を仕掛けると一気に決着をつけることができます。本作は3D一枚マップを採用していますが、合戦は別マップの戦場で行われ、開戦前に軍評定が開かれます。布陣や目標を確認し、合戦全体の戦術を構想しましょう。
引用:「信長の野望 新生」公式サイト
合戦では、武将たちは勝利や功名のためにそれぞれ行動します。リアルタイムに変動する戦場で、プレイヤーは大名として適切な指示を与え、勝利に導きましょう。
合戦場には「要所」が点在し、ここを抑えると戦いを有利に進めることができます。中には「落石」が可能になるなど特殊な要所もあります。
引用:「信長の野望 新生」公式サイト
政策
大名は「政策」を実行する権限をもちます。内政や人材、合戦など多岐に及ぶ政策をどの順序で実行するかは、勢力の行く末に大きな影響を与えます。中には特定の大名家専用の政策も存在します。
引用:「信長の野望 新生」公式サイト
武将たちはさまざまな特性をもっています。合戦時に活躍するものもあれば、城攻めに有利なもの、特殊な調略が可能になるもの、領地経営で活躍するものもあります。武将たちの特性を見極め、適材適所で活躍させましょう。
引用:「信長の野望 新生」公式サイト
【終わりに】無印版から名作であれ
システムをざっと見てきました。今作は基本的には家臣たちの自主性に任せつつ、大きな判断は大名が下すという感じになりそうですね。人材配置が重要になるなど、よりリアルな大名のあり方に近づいたイメージです。
今のところの期待値はすごく高いのですが、シミュレーションゲームの肝はゲームバランスですから、こればかりはやってみないと分かりません。
「信長の野望と三國志はパワーアップキットからが本番」なんて言われたりもしますが、ぜひ無印版からしっかり評価されるタイトルになってほしいと思います。