「どうぶつの森」最新作はいつ?スケジュールやデータから、早くても2024年か
2020年に発売されたNintendo Switchソフト「あつまれ どうぶつの森」は、Switchの好調さと新型コロナウイルスの流行に伴う人々の行動様式、癒やしを求める空気感に支えられて記録的な大ヒットを記録しました。
今なおシーズンごとのイベントは開催されていますが、新規イベントの追加は発売後一年間で終了していることから、そろそろ次回作をと期待する人もいるかもしれません。
本記事では、これまでのどうぶつの森シリーズの発売スケジュールや販売データを整理し、シリーズ最新作が近々発売される可能性はどの程度あるのか探ります。
【データ1】完全新作は1ハード1本
どうぶつの森シリーズはこれまでに10作以上が発売されていますが、完全新作に絞ると5作品に限られます。それぞれの発売年とハードは以下の通りです。
発売年 | タイトル |
2001年 | どうぶつの森(N64) |
2005年 | おいでよ どうぶつの森(DS) |
2008年 | 待ちにいこうよ どうぶつの森(Wii) |
2012年 | とびだせ どうぶつの森(3DS) |
2020年 | あつまれ どうぶつの森(Switch) |
最短3年から最長8年まで、リリース間隔には随分ばらつきがあります。ただし、「とび森」と「あつ森」の間にはスマホ版を含む多数のスピンオフ作品が発売・リリースされています。
最短の3年をとれば、あつ森から3年となる2023年は発売の可能性があるようにも思えますが、これまで完全新作は1ハードにつき1作品しか発売されていないことに注意が必要です。
また、近年はゲーム開発にかかるコストも増大しており、多くのシリーズ作品において開発期間が長期化する傾向にあります。
【データ2】直近半年でなお100万本以上の売り上げ
2022年9月の時点で、あつ森は全世界で4,017万本の売り上げを記録しています。これは「マリオカート8DX」に次ぐSwitch2位の数字です。
そして驚くべきことに、発売から2年以上が経過した2022年4月から9月の期間中にも、153万本の売り上げを記録しているのです。なお、2017年発売のマリオカート8DXは、同期間で307万本を売り上げています。
直近でもこれだけ売り上げていることを考慮すると、マリオカート8DXでもそうですが、最新作を急いでこの勢いをそいでしまう必要はないと任天堂が判断するのは、きわめて真っ当のように思えます。
【データ3】2023年の任天堂タイトルは発表済み
2023年6月の情報番組「ニンテンドー大レク」において、2023年に発売される任天堂のタイトルが発表されました。
これを見る限り、年末までしっかりスケジュールが埋まっていますので、注目作であるどうぶつの森が発売される可能性はほぼないでしょう。
【結論】2023年発売の可能性はきわめて低い。あるなら2024年
これら2つのデータから結論を出すとすれば、2023年にどうぶつの森シリーズの完全新作が発売される可能性はきわめて低いと考えられます。
新作を待ち望んでいる方からすれば残念かもしれませんが、季節ごとのイベント更新が止まっているわけではありませんし、無人島を大改造したり、一から島を作り直したりするなどして楽しんでみるのもありではないでしょうか。