格安スチーム式加湿器レビュー。楽天でレビュー高評価の実力はいかに?

自室兼作業場では、冬の暖房としてエアコンをメインで使用しています。近年では性能の向上でコスト面で有利と言われるエアコンですが、大きな弱点の1つが空気の乾燥です。

私は喉がそれほど強くないこともあり、冬にエアコンを使う際には加湿器を欠かすことができません。

加湿器にはさまざまなタイプがありますが、今回私が選んだのは楽天市場で購入したスチーム式の加湿器です。

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スチーム式加湿器を選んだ理由

それまで使っていたのは気化式の加湿器でした。電気代が極めて安いことにそそられて、ちょっと値の張るものを購入したのですが、気化式の欠点としてあるのが、部屋の温度を下げてしまうことです。

スチーム式は確かに電気代がかかるものの、気化式で部屋の温度が下がってその分エアコンの出力が上がることを考えると、実際の差は単純に両者を比較するよりはいくらか小さくなります。

また、スチーム式は水を沸騰させてからスチームを放出するため、たまに言われる「加湿器に雑菌が混じって健康を害する問題」も、他のタイプと比べればリスクはずっと小さくなります。

こうした点を考慮した結果、今回はスチーム式を選んだわけです。

謎メーカーだけど十分なスペック

まずは外観

今回購入したのがこちら、「EXDASH Aqua M1」という加湿器です。

加湿器 加熱式 大容量 5L 【2023新登場 & プラズマ空間除菌】 ハイブリッド加湿器 卓上 アロマ対応 4重除菌浄化 空気清浄機能 100℃高温除菌 次亜塩素酸水対応 知能恒湿 上から注水 6段階ミスト 加熱式加湿器 チャイルドロック タイマー 省エネ 静音設計 空焚き防止 水漏れ防止 リモコン付 最大35畳対応 寝室/事務所/オフィス用/家庭用 (white)
EX-DASH

ハイブリッド式とありますが、こちらは超音波式とスチーム式のハイブリッドです。超音波式だけで使用することもできますが、私の使用目的とはずれるので、基本的にスチーム式で運用します。

持ってみるととても軽く、水の投入口もビッグ。ただ、構造的に排出は難しいので、使い切ってから次の水を入れることを意識する必要はあります。

安価ながらスペックは十分

私がそそられたポイントはこちら。

  • 水が5リットル入る
  • 掃除が簡単
  • 湿度を設定して自動で運転の強さを調整
  • 本体とリモコンの両方で操作可能

音に関してですが、以前使っていた気化式は、噴出量が上がるときのファンの音がなかなかのもので、さらには公式修理に出しても直らすに帰ってきた異音が苦痛なレベルにひどくなっていました。

それと比較するのもあれですが、こちらは明らかに静かであり、まったく音がしないわけではありませんが、気になることはほとんどありません。

加湿性能に関しても十分で、給水も上部から注ぐだけの簡単仕様。加湿器を使う上で大きなテーマとなる掃除も楽々なのは本当に助かります。これを怠ると健康を害しますからね、リアルに。

“加湿器肺炎”に要注意! 使い方を誤るとカビや菌の温床に…「つぎ足しNG」(テレ朝news)

ちなみに、タンク部分を取り外して水道から直に入れることもできなくはないですが、それをやって運転したとたんに激しく吹きこぼれたので、たぶんやめたほうがいいです。

電力使用量について

気になる電力使用量ですが、スチームありの最大パワーで使用したとき235Wです。

これを全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」の1kWh=31円(税込)で計算すると、1時間あたり約7.28円です。1日10時間で約72円、1か月で約2160円が最大値となります。

高いと言えば高いでしょうが、前述の通り気化式で下がる室温によってエアコンの出力が上がっていた分を抑えられると考えれば、数字ほどの負担にはなりません。

弱や中で使用すればもっと少なくなりますし。

湿度調整機能は期待できず

この加湿器には室温や湿度を測定するセンサーがあり、設定した湿度以下になると自動的に加湿し、目標に達すると運転をストップすることができます。

ただこの機能についてはやや疑問もあり、設定湿度以下になって加湿を始めると、ほんの数分で加湿が完了して稼働を止めてしまうんですよね。

おそらくですが、センサーが本体外部に付いていることから、噴出した蒸気をセンサーが感知してすぐに上がってしまうのではないかと推測します。

ヒーターを付けていると、そのたびに運転がオンオフされますので、電気代が余計かかってしまうのではないかと心配になりました。そのため、私は調整機能を使わず、常時オンのヒーターあり弱めで使うことにしました。

▲液晶部分がぼやけてますが撮影上の都合です。実際ははっきりくっきりとした画面ですのでご安心ください。

湿度問題についてはこの機種特有のものではなく、本体に湿度計測機能がついている加湿器は多かれ少なかれ似たような問題を抱えていると思います。

湿度を厳密にコントロールしたいのであれば、以下のSwitchbot商品のような、湿度計と連動した加湿器を購入するしかないでしょう。

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楽天で高評価のからくり

楽天市場では執筆時点のレビュー件数が1000件超え、しかも星4.3とかなりの人気商品のように見えますが、これには定番の裏があります。

こちらのショップでは、レビューを書き込んだユーザーにプレゼントを配布するというキャンペーンを実施しており、これが評価を釣り上げているものと思われます。

この加湿器はAmazonでも販売されており、こちらはなんと90件のレビューで星3.1と、悪くはないものの微妙なところにとどまっています。

私は納得した上で購入したので構いませんが、楽天のレビューだけを見て購入するのはやめましょう。

引用:Amazon

終わりに

以上、新たに購入したスチーム式加湿器の紹介でした。ひとまずはこの冬をこの加湿器で過ごしてみて、また感じることがあればこちらに追記したいと思います。

加湿器 加熱式 大容量 5L 【2023新登場 & プラズマ空間除菌】 ハイブリッド加湿器 卓上 アロマ対応 4重除菌浄化 空気清浄機能 100℃高温除菌 次亜塩素酸水対応 知能恒湿 上から注水 6段階ミスト 加熱式加湿器 チャイルドロック タイマー 省エネ 静音設計 空焚き防止 水漏れ防止 リモコン付 最大35畳対応 寝室/事務所/オフィス用/家庭用 (white)
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Posted by hiro