「M750 SIGNATUREワイヤレスマウス」レビュー。遅延も感じず静音性に優れたマウス
こちらの記事で紹介したキーボードを買い替えるのに合わせ、マウスも新調しました。
それまで使っていたマウスはなんと2013年に発売されたタイプで、そこと比べると流石にマウスも大きな進化を遂げています。
今回購入したのはLogicoolの「M750 SIGNATUREワイヤレスマウス」です。1か月ほど使ってみて、静音性や操作感、機能面をレビューしました。
今回のマウス選びのポイント
今回マウスを新調するにあたってポイントとしたのが、
- クリック音の静かさ
- 5ボタン以上でカスタマイズ可能
- 無線かつバッテリー長持ち
の3点でした。
甲高いクリック音は耳に残りやすく、静かな空間であるほどその音は際立ちます。使用環境が変わったこともあり、これは最優先で対策したい部分としてマウス選びを進めました。
続いてが多ボタンとカスタマイズ性です。サイドボタンにシフトとコントロールを割り当てる配置が、実用面でもゲームプレイ時にも気に入っていて、これは絶対できてほしい部分でした。
最後が無線であること。これまでは、電池の持ちや遅延への心配から有線を使うことが多かったのですが、最近はそのあたりの課題も解決されつつあると聞いていましたので、無線かつバッテリー長持ちもポイントとしました。
この3点と価格を考慮した結果、今回購入したのがLogicoolの「M750」でした。
「M750 SIGNATUREワイヤレスマウス」レビュー
外観
外観はこんな感じ。いたってシンプルな形状です。左サイドに2ボタン、ホイールの手前側にdpiの切り替えボタンがあります。この3つは付属ソフトウェアでカスタマイズすることで好きな機能を割り当てることができます。
先程もお話した通り、私はサイドにシフトとコントロールを割り当てて使用しています。真ん中は何がいいんでしょうね。歴代マウスでもそうでしたが、サイドと比べて微妙に押しづらいため、いまいちしっくり来る使い道が思い浮かびません。
ちなみに、同じ型でも「M750」と「M750L」があり、やや指が長めの私はラージサイズのM750Lを選びました。公式のサイズガイドによると、手の長さが19cm以上ならLサイズがおすすめとのことですが、このあたりは好みもあることでしょう。
ワイヤレス
ワイヤレスマウスとなるとバッテリー周りが気になるところ。こちらは単3乾電池1本を挿入して使うタイプです。
付属の電池は最長2年使えるとのことですが、これは現時点ではなんとも分かりません。もちろん使用頻度にもよるでしょう。
接続は、一般的なBluetoothに加え、付属のLogi Bolt USBレシーバーを使うこともできます。公式サイトの説明によると、他のUSBレシーバーやBluetoothと比べてノイズに強く遅延が起こりにくいことが特徴のようです。
環境にもよるでしょうが、私はゲームプレイ時でも遅延を感じることはないので、これなら無線でも十分だと感じました。ちなみに、通信距離は最大10メートルです。
静音性
一番重視したポイントである静音性ですが、「今のマウスはこんなに静かなのか」と思うほど静かで驚きました。甲高いクリック音がなく「コクッ」という感じで、マウスに耳を近づけない限りは気になることはありません。
これなら、自分以外の人がいる環境で使っても、周りにマウス音が鳴り響くなんてことはありません。人にもよるでしょうけど、マウス音って結構気になりますからね。
ただし、サイドボタンやdpiボタンは操作音がします。これらを多用することはそれほどないとは思いますが、念のため知っておいてください。
専用ソフトでコントロール
マウスのカスタマイズや電池の残量確認などは、「Logi Options+」というソフトに集約されています。
操作も分かりやすいので、カスタマイズに戸惑うこともないでしょう。
マルチデバイス対応
このマウスは3つのバリエーション展開がなされているうちの上位機種なのですが、この機種にしかない特徴が「Easy-Switch」で、最大3台のBluetoothデバイスに接続し、デバイス間を自由に切り替えできます。
また、「Flow」という機能にも対応しており、2台のパソコン間でテキストや画像、ファイルをコピペ感覚で転送できるとのこと。WindowsとmacOSのようなOSの違いがあっても可能です。
私の環境では検証ができないため、USBメモリやクラウドを使ったやり取りを完全に置き換えられるかは分からないのですが、複数のパソコンを使って仕事をしている人にとっては便利な機能ですね。
まとめ
以上、Logicoolの「M750 SIGNATUREワイヤレスマウス」のレビューでした。
今まで私は、電池の持ちとか遅延とかを気にしてなんとなくワイヤレスマウスを避けてきた面があったのですが、少なくともこのマウスに関してはまったく気にする必要はなさそうです。
なにより音が静かすぎて驚くばかりで、普段遣いするものはあまりケチっちゃいけないなと改めて思っているところです。