ジャパネットモデルのスチームクリーナーとケルヒャーオリジナルの違いとは?性能や価格、付属品を比較!
カーペットや壁、台所の油汚れを掃除するのにとても便利スチームクリーナー。一般的には黄色いボディでおなじみのケルヒャー製が有名です。
ケルヒャーのスチームクリーナーを購入する方法はいくつかありますが、テレビ通販でおなじみ「ジャパネットたかた」でその存在を知ったという人も多いのではないでしょうか。
ジャパネットたかたでは、商品を販売する際に独自の付加価値を付けて販売することがその特徴になっています。ケルヒャーのスチームクリーナーを購入する場合、ジャパネットたかたで購入するのはお得なのかまとめました。
なおそれぞれの価格、性能は、執筆時点(2019年1月)のものとなっていますのでご了承ください。
スチームクリーナーの選び方
比較の前に、スチームクリーナーはどのような観点で選ぶべきか紹介しておきます。
キャニスターorハンディ
スチームクリーナーの形状には、大きく分けて「キャニスタータイプ」「ハンディタイプ」の二種類があります。
キャニスタータイプは水の入った部分は床に置き、ホースや吹き出し部分を持って掃除をするタイプです。ハンディタイプは水の入った部分も含めて手に持つ、小型のタイプです。
タンク容量が大きいキャニスタータイプであれば、一度水を入れれば長時間掃除をすることができます。床や壁など、比較的広範囲を掃除したい場合にはキャニスタータイプがいいでしょう。
ハンディタイプのメリットは、収納スペースを取らないことです。水を入れて使えるようになるまでの時間がキャニスタータイプと比べて短いので、ちょっとした掃除にも使いやすいでしょう。
ボイラー式orポンプ式
蒸気を発生させる仕組みとして、「ボイラー式」「パネル式」の二種類があります。
ボイラー式は蒸気の温度が100度近くまで上昇しますので、汚れが落としやすいのはボイラー式です。
パネル式はより安価なものに多いので、値段だけで選んで後悔しないようにしましょう。
吐出圧力
分かりやすい言葉というと、どれだけ勢いよくスチームを吹き出すかということです。
クロスを付けて使う場合はあまり関係ありませんが、コンロや狭いところなど、スチームを直接当てる場合には、この数値が高いほうがいいでしょう。
ジャパネットモデルのスチームクリーナーとは
それではジャパネットが販売しているスチームクリーナーを見ていきましょう。商品名は「ケルヒャー スチームクリーナー SC JTK 20」です。
ジャパネット公式サイトで紹介されている特徴は4つあります。
約100度の高温スチーム
ジャパネットモデルはボイラー式なので、スチームの温度は約100度です。汚れを落とす力は十分にあると考えていいでしょう。
フローリングから畳、コンロ、排水口など幅広く使えることをアピールしています。
洗剤不要
スチームで汚れを落とすので、洗剤は必要ありません。カビは高温に弱いので、スチームクリーナーを使って掃除をすれば、カビ対策にもなります。
お子様がいたり、カビ対策洗剤のニオイが苦手だったりする場合、スチームクリーナーは効果的です。
扱いやすいオリジナルモデル
ジャパネットのスチームクリーナーはキャニスタータイプです。ただし前モデルと比べて軽量化(2.7kg)を実現しており、小型になったため収納も楽になっています。
スチームクリーナーを使用する際には、吹出口に雑巾などのクロスを取り付けます。このモデルではクロスに押し付けるだけでくっつくので、取り付けが簡単です。
私は挟んで取り付けるタイプを使用しているのですが、うまくくっつかずに苦労することもあるので、これは便利だと思います。
そのほか手元スイッチや温度調節センサーなど、安全性もアピールしています。
ジャパネットだけの付属品
ジャパネットと言えば豪華な付属品です。このスチームクリーナーでは、単品で購入した場合14,505円に相当する付属品が付いてきます。
ただ「ジャパネット」だけという表現は気にかかるところです。公式商品と同じ付属品も含まれていますので。詳しくは後ほど解説します。
ケルヒャー自社モデルスチームクリーナーと比較
ジャパネットモデルと同等の性能を持つケルヒャー自社モデルは、「SC 2 EASYFIX」です。
スチーム温度
いずれもボイラー式ですので、スチーム温度は約100度となります。汚れを落とす性能に関しては、同等と考えて良いでしょう。
吐出圧力は0.32MPaで同じです。
重量・寸法
ジャパネットモデル | 2.7kg 304x231x287 |
SC2 EASYFIX | 2.9kg 380x254x260 |
重量は若干ですがジャパネットモデルが軽くなっています。
寸法は形状が異なることもあり、いくらかの違いがあります。収納スペースも考慮しつつ選択しましょう。
付属品
ジャパネットモデル | パイプx2、ノズルヘッド、ブラシ黒、マイクロファイバーカバー、ハンドブラシ、イージーフィックスフロアノズル、イージーフィックス用マイクロファイバークロス、窓用スクイジー、計量カップ、アクセサリーバック |
SC2 EASYFIX | イージーフィックス用マイクロファイバークロス、ハンドブラシ用マイクロファイバーカバー、本体にアクセサリー収納ホルダーあり、ホース一体型ヘッド(2m)、ノズルヘッド、ハンドブラシ、ブラシ(黒)、ブラシ(黄)、フロアノズル, イージーフィックス、延長パイプ(0.5m)2本 |
両商品で表記方法が異なるため、ちょっと分かりにくいですね。いずれか一方のみにあるものを整理しましょう。
ジャパネットモデルのみ | 窓用スクイジー 計量カップ アクセサリーバック |
SC2 EASYFIXのみ | 本体の収納ホルダー ホース一体型ヘッド ブラシ黃 |
ジャパネットモデルにある窓用スクイジーは、その名の通り窓掃除に使えるものです。あるに越したことはないでしょう。
SC2 EASYFIXにあるブラシ黃は、黒と色が違うだけです。一つ余分に付いていると理解しておきましょう。
ホース一体型ヘッドは、ボイラー部分からスチームを送るホースです。ジャパネットモデルではボイラー部分とホースがつながっているため、これを部品とはカウントしていません。
なお先ほど紹介した、簡単にクロスが付けられるヘッドは、SC2 EASYFIXでも採用されています。
価格
ジャパネットモデル | 26,978円(税込・送料972円) |
SC2 EASYFIX | 19,200円(税込・送料無料) |
こうして比べると、SC2 EASYFIXが大幅に安いことが分かります。ただしジャパネットモデルの場合、1万円程度の値引きが定期的に行われます。そのタイミングで購入するのであれば、ジャパネットモデルのほうがお得です。
【結論】結局ジャパネットモデルはお得なの?
最後にまとめておきます。
- 重量や形状は異なるものの、基本性能に違いはない
- 付属品は窓用スクイジーとブラシの違いがある程度
- セール時に買うならジャパネット
こんな感じで認識しておけば良いと思います。
ジャパネットのクレジットカードで買い物をすれば送料が無料。ジャパネットをよく利用する人なら。契約しておくともっとお得に買物ができます。
ベランダや外壁の掃除なら高圧洗浄機がおすすめ。