2019年10月17日発売の「Autonauts」を紹介。ロボットをプログラミングして開拓を自動化するゲーム
不定期連載、私が気になっているゲームを紹介するコーナーです。
今回お届けするのは、とある惑星でロボットにすべての作業を任せて国作りを進めるシミュレーションゲームの「Autonauts」です。発売は2019年10月17日。
当ブログをよくご覧いただく読者の方であれば、こう聞いただけで「ああ、こいつが好きそうなゲームだな」と思っていただけるかもしれません。
「Autonauts」は、2017年にアルファ版がリリースされています。対応機種はPC(Steam)で、価格は19.99ドル(日本での販売価格は不明)。Steamの販売ページによると、日本語に対応しています。
開発はDenki Studiosで、パブリッシャーはCurve Digital。ちなみに「Denki=電気」なのかは不明です。ただ会社のロゴは電球でした。
システム要件
以下は最低要件となります。推奨要件は未定。
OS | Windows 7, 8, 8.1, 10 x64 |
プロセッサー | Intel Core i5-6600K (4 * 3500)と同等以上 AMD FX-9370 (8 * 4400) と同等以上 |
メモリー | 8GB RAM |
グラフィック | GeForce GTX 750 (2048 MB) Radeon HD 7870 (2048 MB) |
ストレージ | 1GB 利用可能であること |
サウンドカード | 指定なし |
追記事項 | 30 FPS/Low Settings |
ロボットをプログラミング!
プレイヤーが降り立つのは、自動生成された惑星です。この惑星を植民地化するべく、建物を建てたり、畑をつくって食料を確保したりします。
さまざまなオブジェクトはポリゴンで描かれており、ほのぼのとしたカラフルな色使いが印象的です。
普通であれば、これらの作業はプレイヤーがせっせと行って街を発展させることになります。しかし「Autonauts」の特徴は、作業ロボットの動きをプログラミングにより設定し、作業を自動化することにあります。
プログラミングと言っても、頭が痛くなるような文字の羅列を使うことはありません。視覚的に分かりやすい「ビジュアルプログラミング」と呼ばれるものを使って、気軽にプログラミングを楽しむことができます。
複雑な作業も覚えらせることができるとのことで、どこまで自動化ができるかはプレイヤーの腕の見せどころとなりそうです。
こちらの動画では、ベリーパイを作る過程を紹介しています。もちろんプレイヤー自身がすべての作業をこなすこともできるのですが、それを自動化してプレイヤーは待つだけという工程を組み上げるのが、本作の醍醐味です。
ロボットには、釣りや料理、建築や裁縫なども教えることができるとのことで、あらゆる作業工程が自動化できそうです。
概要を見る限り、敵のような存在を確認することはできません。国家を建設し、入植者を生み出しさらなる発展を目指すことが目的となるようです。
類似性がありそうな作品
類似性がありそうな作品をいくつか紹介します。以下の作品が好きであれば、「Autonauts」も楽しめるかもしれません。
Minecraft(マイクラ)
対応機種:PC、Nintendo Switch、スマートフォンなど
マイクラにおいても、レッドストーンやオブザーバー、ディスペンサーなどを使った自動化装置を組み立てることは可能です。
「Autonauts」はその部分に特化し、より細かな設定で自動化が可能になっていると言えそうです。
Factorio
対応機種:PC
未知の惑星で、自動化された工場を組み立てていくゲーム。グラフィックは2Dであり、敵と戦闘する要素がそこそこあります。
工場に特化している点で、「Autonauts」は違いがあります。
Satisfactory
対応機種:PC
未知の惑星で、自動化された工場を組み立てていくゲーム。グラフィックは3Dでリアル寄り。敵と戦闘する要素が多少あります。
工場に特化している点で、「Autonauts」は違いがあります。
ヒューマン・リソース・マシーン
対応機種:PC/NintendoSwitch/スマートフォンなど
プログラミングを駆使してパズルを解く、ステージクリア型のゲーム。続編として「セブン・ビリオン・ヒューマンズ」も発売されています。
ビジュアルプログラミングを採用していること、組み合わせ次第で複雑な命令も作成可能である点は、「Autonauts」と似ている部分です。
【終わりに】頭を使いそう。だからこそ楽しそう!
プログラミングを身近にする試みはさまざまな場面で見かけるようになりましたが、やはりゲームは有力な手段のひとつになりそうですね。
そもそもゲームからしてプログラミングの塊ですから、そこから学んでいくというのはごく自然な流れなのでしょう。
私はそういうこと関係なしに楽しもうと思いますけどね。時間があればレビューや動画にまとめるかもしれません。
いつものことながら、こうやって書いているうちに遊びたくなってきました。発売が楽しみです!