「リングフィットアドベンチャー」の転売価格が高騰。新型コロナウイルス蔓延に伴う在宅者の多さも影響か(3月下旬現在)

2019年10月に発売されたNintendo Switchソフト「リングフィットアドベンチャー」。

家にいながら本格的な筋トレが楽しめるゲームとしてじわじわ評判となり、購入しづらい状況が続いています。

それに伴い高額転売も相次いでおり、本ブログでも何度か、価格推移をお伝えしてきました。


1月下旬には、供給が追いつきそうな兆しが出てきていたのですが、ここに来て再び高騰しています。

3月下旬現在の最新情報をお伝えします。

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最新の価格推移をチェック

Amazonにおける、最新(3月25日時点)の価格推移がこちらです。今回もKeepaというツールを使ってチェックしています。

下に棒が突き出ている部分が何箇所かありますが、これがAmazonが正規価格で販売したタイミングです。

1月以降は定期的に正規価格での入荷がありましたが、3月に入ってからは一度のみと、供給量が極めて少なくなっていることが分かります。

それに伴って転売価格も上昇し、2月半ばには2万円を突破しています。(あくまで出品価格であり、実際に販売されたことを示すものではありません。)

現在は16,000円程度にまで落ち着いていますが、それでも一時期は10,000円近辺にまで落ち着いていたことを思えば、かなりの高値となっているのが現状です。

正規価格で入手しづらい原因は?

生産の遅れ

新型コロナウイルスの蔓延により、世界的に経済活動が停滞しているのはご存知の通り。

任天堂も例外ではなく、2月上旬にはSwitchやリングフィットアドベンチャーの生産が滞っている旨の報告がなされています。

リングフィットアドベンチャーは、新型コロナウイルスの最初の流行地となった中国で生産されています。

中国自体は流行が収まりつつあるように見えますが、実態は不明な部分もあり、経済活動が正常化するには時間がかかることでしょう。

当面は出荷数の少ない状態が続きそうです。

在宅者の増加

現時点で新型コロナウイルスが猛威を奮っているのは、アメリカやヨーロッパです。(検査数が多いからとの指摘もありますが。)

日本でも学校の休校や在宅勤務の推奨、イベント自粛要請により外出が抑えられていますが、欧米諸国は外出禁止など強制力のある対策をとっています。

外に出て体を動かすこともままならない中、注目されているものの一つがリングフィットアドベンチャーです。

30分も遊べば汗だくになるリングフィットアドベンチャーは、運動不足はもちろんのこと、ストレスの解消にもうってつけ。

ただでさえ供給量が少ない状況で需要が増大しているため、転売価格の高騰状態が続いていると考えられます。


引用:リングフィットアドベンチャー公式サイト(任天堂)

転売取り締まりは難しい?

新型コロナウイルスの影響で価格が高騰したものの代表格といえばマスク。

こちらは公衆衛生に直結するものですから、法律や販売サイトの対策をもって転売に規制がかかりました。

リングフィットアドベンチャーは、運動不足を解消するために有益なツールであるとはいえ、絶対必要かと言われるとそうではありません。

転売屋のモラルに期待するのは、新型コロナウイルスの収束よりも難しいことでしょう。今はただ、事態が落ち着くのを待つしかなさそうです。

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