【ポケGO】自宅でレイドバトルできる仕組みを検討中。新型コロナウイルスが変える私たちの日常

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新型コロナウイルスの蔓延は、私たちの生活のあらゆる場面に影響を与えています。

ゲームに関わる部分で言うと、各国の外出禁止・自粛対応による在宅者の増加で、売上や接続数が増加していること、一方で開発の遅延が明らかになる作品も出てくるなど、良い影響も悪い影響も出ています。

その中で難しい対応を迫られているのが「ポケモンGO」「ドラクエウォーク」などの位置情報系のゲームです。歩くこと、外出することが直接的なインセンティブになるこの手のゲームですが、さすがにこの状況でそれを推奨するのは難しくなっています。

ゲーム内イベントの中止や変更、仕様変更などが求められる中で、「ポケモンGO」ではさらに踏み込んだ対応が取られることになりました。

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歩数計測、探索機能も変更へ

「ポケモンGO」ではこれまでにも、

  • 1コイン(無課金でも入手可能)でアイテム販売
  • おこう(ポケモンが出やすくなるアイテム)の効果時間増加

などの対策に取り組んできました。3月30日の公式ブログでは、さらに踏み込んだ仕様変更を発表しています。

「いつでも冒険モード」を、ご自宅でお掃除をされていたり、ルームランナーをご利用されたときなどの屋内での歩数も反映されるよう改善しました。この機能はすでに実装されており、屋内で運動を行うと、ゲームも進行します

ソーシャル : 実際に出会うことができなくてもお友達やご家族とつながりを持ち続けられるようにゲーム内のソーシャル機能をより強化します。自宅にいながらでも、他のプレイヤーとともにレイドバトルに参加できるような仕組みを検討しています。

探索 : お気に入りのスポットに再び訪れる時を思いを馳せながら、バーチャルにそのスポットに訪れ、お友達やご家族とその場所の思い出を共有できるような機能を考えています。

リアルイベント: 毎年、夏に大規模なリアルイベントPokémon GO Festを行ってきました。この夏はあの盛り上がりをご自宅にお届けできる、まったく新しいPokémon GO Festを検討しています。詳細をお待ちください!

特に注目されるのは、自宅にいながらにしてレイドバトルに参加できる機能の検討です。同じ時間に同じ場所に集まり、一緒にボスポケモンを倒して捕まえることが醍醐味のレイドバトル。

しかし、1か所に大人数が集まることは、感染の拡大につながってしまう恐れもあります。それが屋内であればなおさらです。

画面上から確認できるジムのみなどの制約がかかるとは思うのですが、それでも大胆な決断と言えるでしょう。

新型コロナウイルスがもたらす「暮らし方改革」

レイドバトルは「ポケモンGO」の体験の核となる存在ですが、それを変更しなければならないほど、新型コロナウイルスの脅威は大きいものがあります。

とはいえ今回の対応は、今後の参考になっていくかもしれません。

今年冬、多くの人が新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組んだ結果か、インフルエンザの感染者数が大幅に減少したとのデータがあります。

冬季に外出を控えることが多くの人の命を守ることは明らかであり、さすがに今年のような外出禁止・自粛は経済に与える影響があまりに大きいのですが、避けられる外出は避けるべきという空気ができていくのではないでしょうか。

逆に夏季も、熱中症予防の観点から外出すべきでない日も少なくはありませんからね。

そうなったときに、位置情報ゲームが外出を推奨し続けるのは、人々の健康に寄与する目的とは逸れることになります。時期によって柔軟に仕様を変更するのも、今後は一般的になる可能性があるでしょう。

ポケモンGOに限らず、新型コロナウイルスは私たちの生活習慣を一変させてしまうことになりそうです。

ポケモンポケモンGO

Posted by hiro