今週話しておきたいゲームのこと(2020年5月30日号)~「いてつくはどう」でいろいろ収まればいいのに~

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最近はテレビなどのメディアがネット民を煽り、その中でやりすぎたネット民をテレビなどのメディアが叩くという構図が、すっかり出来上がってしまっています。

今週は本当に悲しい出来事が大きな話題となりました。番組でいくら過激なシーンが放送されたからと言って、それをもとに誹謗中傷なんてしていいわけがありません。

その一方で、リアリティショーでの言動が原因で発生した同様の事例は各国で確認されており、フジテレビが「番組を打ち切って終わり」とするなら、それは決して許されるものではありません。

リアリティショーにおいて台本があるとまでは言いませんが、スタッフの指示や示唆、編集方針によって、リアルとは程遠い雰囲気が作り上げられていることは、多くの人にとって想像がつくことだと思います。

本来であればドラマのようなものだと思って見るべきなのですが、意図的にリアルとフェイクの境界線を曖昧にする編集により、リアルの出来事だと勘違いする人も一定数います。

過剰な行動に走った人が非難されるのは当然として、それを煽ったテレビ、防げなかったSNSプラットフォーマーの責任も、しっかり検証されていくべきことだと思います。

「表現の自由」と言いますが、街中で赤の他人に暴言吐きまくってる人は、普通にマークされるはず。それと同等の対応は、最低限必要ではないでしょうか。

それでは、今週気になったゲームの話題です。どうぞ。

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ダイの大冒険、ゲームプロジェクトの詳細が発表。3本が同時進行

5月27日の【ドラクエの日特別番組】「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」最新情報ダイ放出スペシャル!(YouTube)において、ダイの大冒険のアニメ、ゲーム情報の詳細が発表されました。

アニメは10月放送開始予定で、放送局はテレビ東京系列です。ダイなど主要キャラクターの声優さんも発表されました。

ゲーム作品の3つは、ひとつはスマホ(ソシャゲ)、ひとつはアーケード(カード動かす系)、そしてもうひとつがゲーム機向け(対応機種は不明)です。

スマホの「ダイの大冒険 魂の絆」は、簡単な操作で楽しめ、かつ戦略性もあるものになっているとのこと。マルチプレイあり。装備ガチャがありそうな雰囲気です。2021年初期にリリース予定。開発はDeNAです。

アーケードの「ダイの大冒険 クロスブレイド」は、カードを動かしてキャラクターを操作するタイプのゲーム。カードがキラキラで、コレクター魂をくすぐられます。2020年秋稼働予定。

そして、一番期待が高いであろうゲーム機の「インフィニティストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険」はアクションRPG。個人的に予想していたとおり、やっぱりアクションでした。

情報はそれほど多くなく、対応機種すら未定。アニメイラストで描かれたキャラクターを動かすタイプのやつ。2021年リリースとのことですので、PS5対応も期待したいですね。

ダイの大冒険は、根強いファンを抱える人気作品です。アニメはもちろんのこと、ゲーム作品の続報にも期待しましょう。ひとまず、ソシャゲだけじゃなくて安心しました。

ゾーマはやっぱり強かった

ゾーマ

スマホ位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」において長らく開催されていた「ドラクエ3イベント」が終了しました。

新型コロナウイルス感染拡大のピークにぶつかる不運はありましたが、在宅でも楽しめる仕様変更により、見事に完走することができました。

以前の雑記でも紹介したとおり、イオナズンをうてる「ラーミアのつえ」をゲットできましたので、私は大満足でした。

そのほか印象深かったのは、


運営「防具屋を強化すると、メガモンスターのゾーマ戦でステータスが強化されるぞ」

ユーザー「よっしゃ、これならソロでも勝てそうやな」

ゾーマ「いてつくはどう」

ユーザー「・・・」

これさえなければ、とてもいいイベントでした。まあこの挙動も含めて、ゾーマらしいといえばゾーマらしいんですけどね。

私は先週ついに、外に出てのプレイを解禁しました。在宅で楽しめる仕様になっているとはいえ、やっぱり外で楽しむほうがいいですね。

とはいえこれから暑い季節ですし、マスク着用での運動は思った以上に体力を奪われます。無理はしないようお互いに気をつけましょう。

テラバトルの終了が発表に。5年半の歴史に幕を下ろす


引用:テラバトル公式サイト

ファイナルファンタジーシリーズの生みの親として知られる坂口博信さん率いるミストウォーカーのスマホゲーム「テラバトル」が、2020年6月30日をもってサービスを終了することを発表しました。

リリースが2014年10月ですので、およそ5年半というスマホの運営型ゲーム(ソシャゲ)としてはかなりの長期間の運営でした。

はさみ将棋のシステムをベースに、ダークファンタジーな世界観で一般的なスマホゲームよりは高い年齢層へのアピールに成功した作品という印象があります。

リリース当時はちょうど「パズル&ドラゴンズ」の全盛期で、当時熱心なパズドラプレイヤーだった私は、どことなくシステムに似通った部分があったテラバトルも、一定期間楽しくプレイしていました。

坂口さんの豊富なコネクションを生かして、さまざまなジャンルのクリエイターがゲストで参加したのも、テラバトルの魅力を形作っていました。

自分がプレイしたゲームが終わってしまうのは寂しいものですが、個人的には適度なところでリセットして新しい方向に進んでいただけるのは大賛成です。

クリエイターや会社のリソースを一つのタイトルに縛り付けることで、ゲームの進化や多様性が制限される面もあると思っていて、それが昨今のスマホゲームにマンネリ感が漂っている原因ではないかと考えています。

ユーザーが課金によってある種の「資産」を持っている以上、ある程度の長期運営は保証しなければいけませんし、大きなジレンマになっている部分ではないでしょうか。

そういえば今週は、「ラブプラスEVERY」がリリース半年での終了を発表しましたが、もしこれが予定通り2年前にリリースできていれば、もう半年くらいは余分にもったかもしれません。

ガチャ課金を基本とするゲームは、正直ゲーム性が皆無でもそれなりに儲かった時代もありましたが、最近は本当にごく少数しか生き残れない時代になりつつあるなと実感させられます。