今週話しておきたいゲームなどのこと(2020年9月26日号)~変わるもの、変わらないもの~

一週間で気になったゲームニュースと、それ以外で日々私が感じていることを書き連ねていく連載コーナーです。

インディーズゲームの成長がすごい

新型コロナウイルスの流行を受け、早々にオンライン開催が決定していたTGC(東京ゲームショウ)が今週末に開催中です。

新しい情報が続々と出ていますので、今後の展開にワクワクが止まらないゲーマーも多いのではないでしょうか。

イベント会場に足を運ぶのが難しい人(むしろそちらのほうが多い)にとっては、オンラインイベントが充実してくれるのはありがたいことですし、ぜひ来年以降にも生かしてほしいと思ったりもします。

現時点で私が一番気になったのは、SEGAがシミュレーションゲームに強いパラドックス社作品の日本やアジアでの販売を手掛けることが決まったというニュース。

日本語化されていない作品が多いだけに、これを機に日本でも遊びやすい形でリリースされることを期待したいものです。

細かい情報についてはゲームメディア各社のものをチェックしてください。

それに先駆けて22日に放送された「PLAYISM Game Show」では、PLAYSMがローカライズを手掛けるさまざまなインディーズゲームが紹介されました。

インディーズゲームというと「作りは粗いけど面白い」というイメージがあったのですが、今やそれは過去の話。

ゲームエンジンの進化もあり、少人数でも一見するとAAAタイトル(大手メーカーの作る大作を指す用語)かと見紛うほどの作品が作られるようになっています。

もちろんインディーズゲームらしい思い切った発想や世界観のゲームもたくさんあり、興味深く視聴させてもらいました。

しかしこうなってくると、いまだに「旧世代的なパズルにガチャつけて出すスマホゲー」に取り組んでいる国内メーカーはなにをやってるんだろうかと思わずにはいられません。

ガチャにきれいなイラストを付けておけば何でもヒットした時代はとうに終わったように思うのですが、よく分かりませんね。
当たらないガチャ

Xboxの大勝負。今度こそ日本攻略なるか

先週始まったPS5の予約では案の定、転売屋が大量発生しているようです。

そんな中大きな動きを見せたのは、次世代機というくくりではライバルとなる「Xbox Series X/S」です。廉価版の「Xbox Series S」を当初発表より価格を下げ、2万9980円(税別)で発売すると発表しました。

任天堂、ソニーのお膝元である日本での販売が伸び悩んできたマイクロソフトのXboxですが、大きな勝負に打って出た形です。

国産タイトルが少ないという弱点はあるものの、先日はベセスダ・ソフトワークスやその親会社を傘下に収めると発表し、ラインナップの充実を図っています。

定額サービス「Xbox GamePass」では自社タイトルを発売日から楽しめる形とし、他社の一歩先を行くXbox陣営。

ここまで充実してくると、日本でも割と普通に選択肢に入るゲーム機になってきた感じはあります。初動で勢いをつければ日本のメーカーも無視できないでしょうし、注目したいですね。

引用:Xbox公式サイト

【今週のコラム】デジタル庁

他国より数年遅れていると言われている日本のデジタル化ですが、菅首相肝いりの「デジタル庁」設置でようやく動き出しそうな気配があります。

大切なのは、コロナ禍のテレワークでも発生したと言われる、「自分が分からないからデジタル化は反対」おじさんを封じ込めることができるかどうか。

「やっぱりリアルで会わないと」なんて言う人達もいますけど、そのコストを考えればデジタル化は避けられない方向のように思います。

デジタル化が進行すれば都市にいるメリットは薄れ、間違いなく地域の活性化が進むはずですので、地方自治体や企業の皆さんは積極的にがんばってほしいところです。

冒頭のTGCでもそうですけど、リアルでしか体験できないことは確かにあるものの、地理的・金銭的・時間的制約により、それがかなわない人のほうが圧倒的に多いんですよね。

コロナ禍で進行したデジタル化の流れがストップしないよう、デジタル庁の奮闘に期待します。

その一方でやはり、家族など狭い範囲ではアナログ的なものを大切にしていきたいと思ったりもします。心の距離は密でありたいですね。