ゲームを買うならパッケージ版かダウンロード版か問題。それぞれのメリットとゲーム販売の行く先

2020年6月26日

皆さんはコンシュマーゲームを購入するとき、パッケージ版を買いますか?それともダウンロード版を買いますか?

先日「esports 実況パワフルプロ野球2020」を予約した際、パッケージ版かダウンロード版か考える機会がありましたので、それぞれのメリットとゲーム販売の今後について考えていきたいと思います。

利便性なら断然ダウンロード版

管理の楽さはパッケージ版の比ではない

ダウンロード版を選ぶ最も大きな動機が、ゲームをスムーズにプレイできることではないでしょうか。

パッケージ版の場合、一つのゲームをプレイする場合であればそれほど支障はないかもしれませんが、複数のゲームをプレイする際のゲームソフトの入れ替えが面倒です。

なにより管理も大変で、久しぶりにやろうと思ったら見つからなかったり、違うケースに入っていたり…

ダウンロード版であれば、そのような心配はまったく必要ありません。もちろん、アカウントの管理だけはしっかりしなければいけませんけど。

発売日に確実にプレイできる喜び

そしてもう一つ大きいのが、発売日になったらすぐにプレイできる点ではないでしょうか。

パッケージ版であれば、自分で買いに行くか、配送を待つしかありません。タイミングが悪ければ、その日のうちに入手できないこともあるでしょう。

発売を楽しみにしていた作品であれば、一分一秒でも早くプレイしたいと思うのがゲーマーのサガ。

それを可能にしてくれるのがダウンロード版です。

安さが魅力のパッケージ版

ダウンロード版がどれだけ魅力的であっても、パッケージ版を選ぶ人は一定数います。

その最も大きな理由はやはり、ダウンロード版とパッケージ版の価格差ではないでしょうか。

先日私は、「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」のパッケージ版を購入しました。

ダウンロード版も検討したのですが、1000円以上価格が違うとなると結構大きいですからね。新型コロナの影響で収入も減ってますし…

人によっては、

  • 一通りプレイしたら売却したい
  • 特典がほしい
  • パッケージも含めてゲームだと思っている(ダウンロード版はそっけない)

なども動機になるでしょう。そういえば最近、ゲームを売るという作業をしてないなあ。

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各社もダウンロード販売に舵を切る

任天堂カタログチケットの衝撃

ゲーム会社としてはおそらく、ダウンロード版の販売が伸びてくれたほうがうれしいのでしょう。中古でゲームが売れたとしても、自社には1円も入ってきませんし。

自社でストアを運営し、ハードやソフトも手掛ける任天堂、SIE、マイクロソフトは、ダウンロード販売が伸びることによる恩恵を存分に享受することができます。

パッケージ販売であれば、パッケージやゲームカードの製造費用や、ゲームショップ側の取り分がありますからね。

昨年任天堂は、「自社ソフト2本で9980円」というお得なカタログチケットを売り出しました。新作であればパッケージ版よりも安く、発売当初は定額販売されることが多いダウンロード版において異例の戦略をとっています。

その効果もあってか、3月に発売された「あつまれ どうぶつの森」では、ダウンロード版の割合が5割に達したことが明らかになっています。

2020年3月期決算説明会カンファレンスコール質疑応答(要旨)(任天堂)

新型コロナウイルスの流行で在宅が求められたこと、長期間遊ぶタイトルのためダウンロード版と相性が良いことも理由としていますが、やはりカタログチケットの効果は大きかったのでしょう。

ダウンロード版の利便性を経験したことで、比較的パッケージ版の発売が多いと言われる日本でも、今後はダウンロード版の売上が伸びていくと予想されます。
任天堂カタログチケット
引用:任天堂公式サイト

PS5はディスクなしの本体を発売へ

そしてもう一つ忘れてはいけないのは、2020年末に発売を予定しているPlayStation5において、ディスクレスの本体を発売すると発表されたことです。

価格は発表されていませんが、おそらくディスクあり版よりも安くなるのでしょう。

もともと欧米のユーザーが多いPlayStationでは、日本と比べてもダウンロード版の需要が高いと言われており、そのあたりも今回の決定につながったのでしょう。

普段からダウンロード版を選ぶユーザーにとっては非常に魅力的ですし、これまでパッケージ版を購入してきたユーザーにとっても、選択肢に入るのは間違いありません。

なんせPS5はかなり高くなると言われていますからね。今のところ有力視されているのが499ドル(現時点のレートで53,000円)で、そう簡単に手を出せる水準ではないですし。


引用:PlayStationBlog

【終わりに】あれこれ語ったけど結局は…

これまでパッケージ版を購入することが多かった私も、任天堂のカタログチケットをきっかけに、ダウンロード版を購入する機会が増えてきました。

ただやはり、任天堂以外の作品ではパッケージ版のほうが安く、完全移行は出来ていない状態です。

1000円くらいの価格差に躊躇せず、ダウンロード版を購入できるようになりたいと思うおじさんなのでした。

これだけ語っておいて、最後は金の話というのはあれですけどね。世の中そんなもんです。