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SwitchにVR登場の噂。任天堂はVRをはやらせることができるのか?

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Nintendo Switchでは現在、小型版を開発中なのではとの噂が飛び交っています。

ニンテンドー3DSが終わりに差し掛かりつつあることを考えても、小型Switchの開発は自然な流れだと思います。ただSwitchに関してはそれ以外の噂もあり、それがタイトルに書いたとおりVR対応です。

SwitchのVR対応の噂には根拠があるのか、本当に出るならどんな課題があるのかまとめました。

アメリカに特許資料を提出済み

海外メディア「Nintendo World Report」によると、いくつかのソースからSwitch本体および複数のソフトが、VR対応になるとの情報があるようです。

もちろんこれは噂レベルの話ではありますが、任天堂がVRに関心があることは、さまざまな情報から明らかになっています。

その代表的な例がこちらの特許資料です。


【引用】United States Patent and Trademark Office

ゴーグルのようなものにSwitchの本体部分をはめこんで動作するようです。もちろんただはめるだけではないでしょうから、VRゴーグル側にもなんらかの機能をもたせてあるのでしょう。

提出時期は2016年末で、Switchの仕様を正式発表する前のこと。これはつまり、当初からSwitchのVR対応を検討していたという話になります。

それ以外にも、任天堂の上層部がVRへの関心を示したり、Switch内部からVR用と思われるコードが見つかったりと、まったく根拠のない話ではありません。

もっとも準備をしているからと言って、必ず発売されるとは限りません。VR機器の発売にあたっては、乗り換えるべき大きな課題があるからです。

任天堂が乗り換えるべき、VR流行っていない問題

PSVR
【引用】PSVR公式サイト(SIE)

PSVRやOculus Riftなど、現状ではいくつかのVRゴーグルが発売されています。

「これからはVRの時代だ!」なんて言われたりもしたのですが、ご存知の通りそこまでの状況にはなっていません。

その理由はいくつかあります。

価格の問題

SwitchがVR対応するのであれば、比較対象になるのは同じゲーム機接続型のPSVRでしょう。

ベーシックなモデルである「PlayStation®VR “PlayStation®VR WORLDS” 同梱版(CUHJ-16006)」の定価は、34,980円(税別)です。

ゲーム機を購入するのと変わらないくらいの値段がするわけですから、購入するのに慎重になるのは当然でしょう。

コンテンツ不足

価格が高くても、「やりたい!」と思えるゲームがあればみんなもっと買うでしょう。でもそれが少ないんです。

PS4向けのゲームでもVR対応をうたうものは結構ありますが、ゲームの中に「おまけ的に」搭載されているのがほとんどです。

映像コンテンツはよりリアルに感じられるのでしょうが、「それだけのためにこの価格は出せないよね」状態です。

やはりゲームなので、リアルさよりも楽しさ、のめりこめるゲーム性がないと厳しいものはあります。

そもそもPSVR自体が十分に普及していないので、専用コンテンツを作ったとしてそこまでの売り上げが期待できない状況があります。

メーカーが積極的になれないのは当然でしょう。

体験を伝えるのが難しい

現代においてゲームの魅力を伝えるのに大きな貢献をしているのは、YouTubeを代表とする動画サイトです。

しかしVRはそれを利用できないのが大きな欠点となっています。YouTuberがどれだけ驚いていても、褒めていても、ゴーグルをはめていない視聴者には実感として伝わりません。

PSVRはソニーストア直営店舗での体験会を定期的に開催しているのですが、5都市にとどまるためそれで魅力を伝えきるのは難しいでしょう。

時代を先取りしすぎたバーチャルボーイの記憶

なつかしのバーチャルボーイ
引用:バーチャルボーイ公式サイト(任天堂)

オールドファンならご存知でしょうが、実は任天堂はVRに近いものに挑戦した過去があります。それが「バーチャルボーイ」です。

ゲームボーイを開発した横井軍平氏の発案であり、ゴーグル型のディスプレイをのぞきこんで、手元のコントローラーで操作する形でした。

ゲーム画面は赤い線で描かれており、それが立体的に見える仕組みになっていました。

私もゲームショップかどこかでプレイしたことがあって、「これはおもしろいな」と思いつつも、子供だった私には大金をはたいて買うほどの価値を見いだせず(希望小売価格は15,000円)、購入には至りませんでした。

世間的にバーチャルボーイは失敗とされていますが、宮本茂氏によれば、「ゲームというよりおもちゃの位置づけだったので十分に成功」とのことのようです。

ゴーグル型ディスプレイをのぞきこんでプレイするというのは、まさにVRゴーグルの発想そのものですよね。当時としては時代の先を行き過ぎていましたが、今や時代が追いついてきました。

とはいえ普通にVRゴーグルを出しても、それは他社の真似事。任天堂が出すなら必ず、独自のアイデアを追加してくるはずです。

【終わりに】大切なのはゲームの面白さ

Nintendo SwitchにVRモード搭載の噂について紹介しました。

はやっているとは言い難いVRですが、もし任天堂が画期的なアイデアを提案すれば、一気に広がる可能性も秘めています。

逆にそれが難しいと任天堂が考えるのであれば、SwitchのVR対応は幻と終わることになるでしょう。

ただ結局は機能よりも、「面白いゲームが出るかどうか」にかかっていることは、言うまでもありません。

【追記:2019年3月7日】Nintendo Laboとして発売へ

出ました。

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